パンツは何色

      (セクハラをなくすには)


  何年か前、ある会社での出来事


 A社に勤める OL かずみさん。

かなりの美貌だし、頭も切れる。

ある日彼女の周りで、セクハラ行為が勃発


どか~~んと!!


H課長:   かずみちゃん、今日もきれいだね。

かずみ:   ありがと汗

H課長:   ところでかずみちゃん今日は何色?

かずみ   はあ?ダウン

H課長:  だから今日は何色 はいてるン!アップ


かずみ・・・若いにもかかわらず、動じない。冷静沈着。

しかしながら、相手は上司。少し考えた。

 

ぎゃ~~~ぎゃ~~と・・・


わめき散らすのは女子高生レベル・・・

(かずみの中では子供じみた対応はゆるせなかった。)

でもなんとか懲らしめたい。しかもスマートに・・・

それが彼女の持ち味。


かずみ:   課長。またそんなこと言って。。嫌われますよ。 むかっ

        (本当はとっくに嫌われとるがぁ~~)        

        と言いつつ 次の一手を考える。


  ぴかっビックリマーク  かずみにひらめきが・・・・


かずみ:  課長。そんなことばっかり聞かずに、自分で考えてみてくださいよ。

       想像するのも楽しいん デショ!

       当ててごらん・・・・と かずみ。←やるねぇ~


調子に乗るH課長


H課長:   じゃあ、ピ・ン・ク

かずみ:   残念でした・・・『ハ~~ズレ』

(かずみの腹の内:こいつアホや)


さらに調子に乗るH課長


H課長:   じゃあ、ベーシックなしろ

かずみ:   また、残念でした。。

(かずみの腹の内:こいつ やっぱり アホや)


さらに、さらに、調子に乗るH課長


H課長:   じゃあ、みず色。これ当りやろう?アップ


かずみ:  課長の感!ってその程度のモンですか。

       それじゃもてませんよね~~

(かずみの腹の内:こいつにつけるはないわぁ~)


さらに、更に調子に乗るH課長


H課長:   う~~ん。じゃあ、君のイメージとはちょっと違うが、

これで当りやろう。

かずみ:  うん。 またまたまた、は・ず・れ・

(かずみの腹の内:こいつ、いい加減に気づけよ!ボケ!)


H課長:  それ以外に何があるんじゃ??? 

       あっ!!、ベージュか肌色か?はたまたイエロー

(かずみの腹の内そりゃ違うだろ。

      お前がイエローじゃなくって、ただのエロだろうが。)

イライラしながら切れそうなH課長。


一方冷静沈着な かずみ。


かずみ:  H課長じゃ無理ね。教えてあげましょうか?

H課長:  教えて、おせぇ~て。と言ったかどうかは知らんけど。

(かずみの腹の内:こいつ、からかわれとるんも解らんのか?)

かずみ:  残念ながら、今日は はいてませぇ~んアップ

H課長   えぇっ!!!ダウン 


    さらに調子にのって。 嘘だろ。じゃあ見せて!!


     こんなことでひるむ かずみ ではなかった。



かずみ:  見せてあげたいのはやまやまだけど。

        H課長の心臓には悪いわよ!

       それに何より犯罪になってしまいますものねぇ~~

       『カチョウ さん』。法律が変わって犯罪じゃなくなれば

       考えなくもないけど。。

H課長:  『うむ・・・・・ あせる     ・・・・・』 返答できず。あっぱ顔。



これが40代課長23歳のお嬢様の会話だろうか。


彼女のほうが3枚も上手だった。




同じ かずみ。

今度はB部長に誘われ、本社の次長の接待に同行することに。


B部長:  かずみ君、悪いが今度本社からえら~い人が来るんや。

       スマンが接待の時に同行してくれんか?

       俺はあの次長は苦手なんや。

       その場を盛り上げてくれんか。

       

かずみ:  はい。お供しましょうか。


言いつつも本心はこんな安い給料で、芸者させられてたまるか!)


本社次長:  B部長、君が羨ましいよ。

         こんなキレイなお嬢さんに囲まれて仕事が出来るなんて。

B部長:    恐れ入ります。(何事にも従順なB部長)



平身低頭、かつ、本社の次長に気を使いっぱなし。

本社次長:  かずみ君。カラオケやらんかね。←デュエットを強要


かずみ:    B部長の立場もあろうから仕方なく・・


本社次長もかなり酔ってきている。


かずみはめっぽうお酒に強い!!


本社次長:   調子に乗ってデュエットしながら肩に手を。

かずみ:     気分悪いが少しは我慢する。

本社次長:   肩にかけた手がするりと胸に・・・

かずみ:     こんな時にも冷静沈着。


        『触りましたョね!むかっ

        

         と言いつつもB部長の顔色をみる。



         B部長の顔は引きつっている。           

        大事な本社の接待じゃ。我慢してくれ・・・

        という顔をしている。


     一瞬の静けさ&気まずい雰囲気が広がる。



かずみ:   とっさの判断でその場を和らげようと


 (さわりましたね)+『タダで』と付け加えた。


本社次長: 苦笑い・・・(やられたな、という顔をしている。)

B部長:   やれやれという安堵感? 


その後、この場でのセクハラはプッツリ途絶えたとか・・・ 



こういう彼女のような対応に、おいらは弱い。

それに、こういう対応の出来る人には

セクハラは降ってこなくなると思う。


同じ立場にたっても、タダ単に目くじらたてて怒る人。

泣き寝入りの人。

彼女のように軽く?切り返す人。さまざまですね。


かずみのような女性が増えて欲しいと思うのは私だけだろうか。


皆さんはどういう対応をとったら良いと思われますか?



←おもっしょかったらポチっとたのむわぁ~





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