四国八十八カ所霊場と遍路道


     世界遺産になれるか


 最近『四国八十八カ所霊場と遍路道』を世界遺産にしようという動きが活発になっています。

1000年を超えて継承されてきた文化遺産、ぜひとも実現させて欲しいものです。





上は一番札所『霊山寺』、正式には竺和山霊山寺(じくわざんりょうざんじ)の景観です。

二番~八十七番は画面の都合で略(笑)。。。





 八栗ケーブルの乗り場でも、世界遺産の登録に向けて、のぼりを立てて、猛アピール?中でした。

個人的には、鉄部に塗られたペンキの色を違う色にして欲しいな・・・と思いました。





八十八番札所『大窪寺』です。結願寺とも言われています。

こちらも正式には『医王山大窪寺』というそうです。

なんとなくですが安らげる光景だと思いませんか。



世界遺産は条約締結国182カ国に830件ほど登録されているそうです。

「自然遺産」と「文化遺産」に分類されていて、国内には以下のようなものがあります。



自然遺産

知床、白神山地、屋久島。



文化遺産

日光の社寺、白川郷・五箇山の合掌造り集落、古都京都の文化財、法隆寺地域の仏教建造物、

古都奈良の文化財、紀伊山地の霊場と参詣道、姫路城、原爆ドーム、厳島神社、石見銀山とその文化的景観、琉球王国のグスク。



以上、14箇所の登録だそうです。1993年から登録され始めて、石見銀山の2007年が最も新しい指定です。



 四国八十八カ所は登録されるための準備段階、いわばノミネートの準備中?といったところでしょうか。

うまく登録されて、活性化や地元の誇りに繋がれば、四国の一員として嬉しく思います。