高齢者住宅は玄関を広く
バリアフリーという言葉が定着してから、かなりの年数が経過しました。
一般によくおこなわれているのが、
1、 WCや浴室に手摺りを付けた。
2、 扉の取っ手を握り玉からレバー錠に替えた。
3、 開きの建具を引き戸に替えた。
4、 床の段差を解消した。
こんな感じですかねえ・・・・ でも。これで本当にいいの???
バリアフリー住宅(主に高齢者対策)としての対応策は限りなくあります。
そのうちの一つをご紹介します。
玄関に欲しいもの。たとえば椅子一つでも大変有効に使えます。
高齢の方がみえた時、上がって貰うほどでもないけれど、立ち話もチョッと。。。
こんな場合には椅子は大変便利です。また、高齢者自身が、靴の脱ぎ履きをするとき、『すのこ』があると有効です。一旦靴を脱ぎ終えてから玄関框をまたぐのが一般的といえるでしょう。
玄関の必需品、手摺り、すのこ、椅子の3点を合わせてお考え下さい。
最近ではベンチ付きの下駄箱なども人気があるようです。
そこで提案です。『高齢者住宅は玄関を広く』
ご理解下さい。
他にも、洗面所や浴室に欲しい物。引き戸と開き戸の上手な使い分け、等等『必殺技』がいくつもあります。またの機会にご説明いたします。