私とは違う、母が思う心地良さとは | 日々の暮らしをもっと楽しく心地良く ルームスタイリスト 稲村信子のblog

少し前ですが

コロナワクチン接種した

実家の母。

 

同居する姉に副反応は出ていないか

体調は崩していないか

聞いてみました。

 

「いたって元気。

今、トイレ掃除中。

これからお風呂掃除だって。」

 

と返ってきました。

 

こんな時まで掃除とは。

 

少しは休めばいいのに...。

 

この時ふと気づきました。

母にとっての心地よさのこと。

 

ホコリもゴミもなく

ピカピカの家。

 

清潔な空間こそ、

母にとっての

居心地の良い家なのです。

 

美しいカーテンや

壁に飾られた絵。

 

おそらくそれもきっと

好きだろうと思います。

 

でも何よりも

清潔なこと。

 

これが一番!

 

いっつも部屋中の

掃除をしていたなと

遠い記憶にあります。

 

母の仕事の休みの日、

デパートに出掛けるというのに

まず掃除。

 

もっと早く出掛けたくて仕方がない

私達きょうだいを横目に丁寧に

拭き掃除をして掃除機をかける。

 

本当にきれい好きです。

 

 

トイレ掃除など

いまだに便器の中に

手を入れて掃除をしています。

(私も一度だけ試しましたが、挫折)

 

それに対して私は

とにかく見た目。

 

部屋に入った瞬間

目に飛び込むものが

きゅんとくるものでありたい。

 

どうしたらドアを開けた時の

その感動を味わえるのか。

日々試行錯誤を繰り返していました。

 

ベッドカバーを手作りして

朝学校へ行くときに

ベッドメーキング。

(完璧~)

 

ところが家に帰ってくると

布団を干すためにカバーは

外されていることが多々ありました。

 

ドアを開けた時の感動なんてなく

一気にテンション下がっていました。

(ふかふかのお布団は

気持ちいいんですけどね)

 

母は見た目なんかではなく

お日様のにおいやふっかふかの

感触を優先しているのです。

 

目に見えるものではなく

心で感じるもの。

 

それが母の一番優先すべきもの。

 

日差しがたっぷり入るリビングで

掃除が行き届いた部屋で

くつろぐ。

 

それが母にとっての一番の

心地良さなんです。

 

親子であっても

心地良さは違うもの。

あらためてそう思いました。

 

あなたにとっての心地よさって

なんですか?

 

 

「日々の暮らしを
もっと楽しく心地良く」

ルームスタイリストの
稲村信子です。

●東京都
「緑多き街」世田谷区在住
●「片付け×模様替え」のご提案!

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