ルームスタイリストの
稲村信子です。
3月の終わりごろ、蔦屋で見つけた
「10年メモ」。
目立つ位置に平積みされていました。
あっ、いいかも
そう思ったもののその場では購入せず。
いつも思います。
本は出会いだと。
これ欲しいな、と思ったらすぐに
購入するようにしています。
時間が経つと本のタイトや存在すら
忘れることもあります。
それなのに
「また今度でいいか」
とその場を立ち去りました。
(なぜだ...?)
しばらくしてネットで検索するも
色は好きなモノを選びたい、
やっぱり実際にこの目で見ないとね。
なんて言っていたら書店は休業となり。
そうなるとどうしても欲しい!
その欲求が日増しに強くなり
ついにネットで購入。
ほとんど売り切れ状態に焦る焦る
何とか赤を購入することができました。
届いたのがこちらです。
赤もなかなかいいじゃない。
というか他にどんなのがあったのかは
忘れてしまいました。
さて、なぜこの10年メモを
購入したかというと…。
過去の出来事、思い出を記録しておきたいと
思ったからです。
単純な理由ですね。
世の中の出来事、暮らしの変化や
自分のことなど日々手帳や家計簿に
記しています。
どれも一年で買い替えるので
なかなか見直すこともありません。
何かこう手軽に見ることができたらいいなと
ずっと思っていたのです。
でも10年日記まではちょっと気が重い。
見られたら恥ずかしいし。
そこで出会った10年メモ。
そうそう、これこれ。
ずっと欲しかったものがこれだったのです。
だったらすぐに買えばよかったじゃん、と
反省。
今年はコロナウイルスの影響で
今まで経験したことのない暮らしを
強いられています。
これは記憶にとどめるだけでなく
きちんと記録もしておきたい。
それだけではなく、掛け布団をタオルケットに
替えたとか、お風呂からシャワーにした、
なんていう些細なことも少し書き留めて
おきたかったのです。
過去を振り返らず、前を向く。
その気持ちはもちろんありますが
過去があるから未来もあると
思っています。
10年後はきっとボロボロに違いない。
どんな暮らしが待っているのが想像も
つきませんが、今から楽しみです。