ルームスタイリストの
稲村信子です。
台風が関東に接近した今月8日、
入院をしていた伯母が息を
引き取りました。
今のところ伯父は元気でいます。
葬儀の準備などで悲しむ暇も
ないのでしょう。
この後が心配です。
今年の5月に伯父の家を片付けました。
その時のブログはこちらです
なぜ片付けなければならないのかが、
わからない。
いや、勝手に片づけられることが
理解できないのです。
普段から使わないものは押し入れや
クローゼットにぎっちりと納め、
良く使うものは出しっぱなしの状態です。
だから正直言って使いやすいんですよ、
本人にとっては。
ぎっちりと収納するのはきっと
性格なのだと思います。
パズルのように空いているスペースに
詰め込んでいきます。
ぎゅうぎゅうに詰め込んで、出すことは
ほとんどありません。
そんな暮らしを何十年も続けてきました。
だから近しき親戚といえども勝手に
片付けれらることは“不本意”なのです。
私もおおいに反省しました。
でもここにきて少し変化があわられました。
「少し片付けようかな」そう
ぽつんと言う伯父。
今までは伯母が生きていたから。
必死に病気と闘っている伯母のモノを
捨てられるのは辛かったのでしょう。
伯母が亡くなった今、気持ちに変化が
出てきたんだと思います。
少しづつでいい。
気持ちに整理をつけながら片付けていって
欲しいと思います。
片付けはそこに住む本人がやると
決めなければうまくいかない。
ゴールを決めましょうとか
モノの住所を決めましょうなんていう
その次元ではないのです。
まずは気持ちの整理をつける。
そこがスタートですね。