ルームスタイリストの
稲村信子です。
「訪問インテリアサービス」の
ご依頼を受けてお客様宅に伺いました。
約2時間の単発インテリア相談です。
今回は企業様からの依頼で急遽
実施となりました。
お客様はご夫婦共、外国の方です。
大丈夫かっ。
私は英語は話せない...。
奥様は日本語は問題ありませんとの
情報ですがちょっと心配。
日程調整の電話をしましたが、話したところ
そんな心配も吹っ飛びました。
ほっとする自分にやや汗。
当日伺うとご夫婦が笑顔で
お出迎えしてくれました。
いやぁ、なんでしょう。この嬉しさ。
っと、時間制限があるものですから
とっとと相談タイム突入です。
奥様は日本生まれの日本育ちといいます。
だから本当に言葉の心配はありません。
私が投げかける質問にも丁寧に答えてくれ、
尚且つその内容をご主人に通訳。
そんなやり取りがずっと続きます。
最初こそ私も丁寧に言葉を
組み立てるのですが、だんだんと
雑になっていくのがわかります。
それを奥様がかみ砕いてご主人に
伝えてくれています。
っが、果たして伝わっているのだろうか。
いかん、こんなことでは。
何気なく話していることも
いざ通訳を介して伝えるって本当に
難しい。
なぜそれがベストなのか
なぜそれを自分たちに薦めるのか
なぜその方法なのか
きちんと言葉にしないと伝わりません。
当然納得もしてもらえません。
言葉にすることの難しさを
改めて痛感しました。
なんとなくではダメ。
なぜなのかを明確に伝える。
当たり前のことですよね。
時折ご主人は私に直接話してきます。
あっ、なんかわかる。
きっとこういうことが言いたいんだよなぁ。
相槌も日本語の私ですが、真剣に
どうしたいのかを伝えてくるご主人。
あー、私が今はなき“バイリンガル”に
つぎ込んだお金は何だったのか。
でもご家族みんなと私と、おんなじ方向に
向いていることがとても嬉しかったし
この機会を与えてもらったことに、感謝です。
↓元々付いていたというピクチャーレール。
これも決して間違ってはいない訳ですが、
本来の使い方を伝えるとご夫婦そろって
てれ笑い。
あっという間の2時間が過ぎ
「とてもいいアドバイスをありがとう
ございます」とご家族みんなに
見送られました。
反省も私の課題もたくさんあった今回の
訪問インテリアサービス。
このご縁をつないでいけたらと思います。
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