手すりは今は不要 | 日々の暮らしをもっと楽しく心地良く ルームスタイリスト 稲村信子のblog
こんにちは。
ルームスタイリスト・プロの稲村信子です。

昨日リフォーム調査結果の話をしましたが、もう一つ気になるのがバリアフリーの実施についての項目です。

やはり多いのが「手すりの設置」「段差解消」でした。

  
 
果たして手すりは高齢になってから必要なものでしょうか。


「まだいらない」「歳をとったら考える」

玄関やトイレなど手すりの設置をお勧めしますがそんな答えが返ってくることのほうが多いように思います。

「人間は、あれば掴みます!」
何度この言葉を言ったことか


お施主様のお宅に伺うと玄関などについていることが多くて、無意識にそれを掴んでいる自分に気付きます。
またバスルームでは浴槽長手方向についている手すりは浴槽に入るときや出るとき、そして浴槽の掃除のときにも握っています。

そんな無意識な行動に気付いたからこそおすすめしています。


でもどこか抵抗感があるのでしょうね。
わかる気もします。


「玄関では靴を脱いだり履いたりする姿勢が不安定なのでどこかしら触ったり掴んでいませんか」
そう質問するとハッとする方もいます。


そうそう怪我をしたときなどはあって良かったと痛感したという話もたまに聞きます。


あるお客様が時々遊びに来る両親のために設置したい、そう言っていました。
まだまだ高齢者のためのものという認識があるようで抵抗があるかもしれませんが、リフォームの際は検討してみてもいいかもしれませんね。



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