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太陽光発電で値上げ
来年4月から、新築戸建て住宅の価格が
さらに100万円上がる?
ただでさえ価格高騰の不動産市場において
さらに値上げ要因が追加されます。
それは「新築戸建て太陽光発電設置義務化」
です。
義務化にあたって事業者へ調査した結果
当然に価格転嫁になると解凍しています。
ただし、この設置義務化になるのは
都内で年間20,000㎡以上の面積を供給
する事業者とありますので、
単純に計算すると1棟90㎡の4LDKクラス
の住宅ならば、222棟以上の供給業者
ですので、かなりの大手になります。
私、正直この義務化は愚策だと思って
います。
私が不安視するのは太陽光発電の火災問題。
先日の鹿児島での、メガソーラー火災では
感電のリスクを懸念して放水ができなかった
そうです。
また、太陽光発電ではまだ起きていないよう
ですが、小動物が配線をかじったりして発生
する火災は昔から度々起きています。
先の能登地震でも、全壊ではなく一部のみの
損壊の場合に、停電が復旧した際にまた自動的
に運転を開始する太陽光発電のリスクが懸念
されました。
もはや、売電メリットもなく、コスト回収に
10年程度かかるものを義務化するという意図
が私に理解できない。
しかし、決まった以上このまま進むとして
今からでも遅くないのは、太陽光発電の
維持管理プログラムです。
これはすでに設置されているものには特に
必要です。
義務化させた背景にある現知事との業者
との関連性を指摘する向きもあります。
メリットとデメリットを冷静に考えての判断
が求められます。