強みを生かす
直近の「菓子」ランキングを見たら
バンダイがトップ10に3品も入っていました。
いわゆる「食玩」という分野で、昔はお菓子
の「おまけ」のような市場だった気がします。
元々、グリコが最初にこの分野に参入した
ようですが、グリコはキャラメルに代表される
ように、自社の開発に固執しているようで、
いわゆるコラボはしない方向性なのだとか。
調べると、バンダイもこの分野には随分と
前から参入しているようで、1981年からだ
そうです。
もはや、お菓子のオマケではなく、お菓子の
方がオマケになっているようです。
この分野では、先に書いたようにコラボが
一つのポイントです。
いわゆる「知的財産」を互いにどう生かすか?
というビジネスモデルです。
奇しくも、5月最初の全体ミーティングでは
サンリオのビジネスモデルを皆んなに話し
ました。
サンリオの売上の大半が実は「知的財産」
であることはあまり知られていません。
ちなみに、ディズニーランドの「知的財産」
の売上比率は、サンリオの84.6%に対して
わずか30.2%です。
逆に、テーマパーク売上比率は、サンリオ
が14.1%なのに対して、48.8%も占めます。
同じ土俵で戦うのではなく、強みをどう
生かすか?
これは、事業全体もさることながらも、
現場でも常に意識して欲しいものです。