私のあり様 | 高橋正典オフィシャルブログ「価値組日記」

私のあり様

私は、常に経営者としてのあり様を考えて


います。

遡れば、経営者になる前の管理職時代から

自分のあり様を常に意識してきました。

例えばそれは、こんな言葉がベースにあったり

もします。

「経営者の器以上に会社は大きくはならない」

さらにそれを組織に落とせば

「リーダーの器以上の組織には発展しない」

経験上、確かにそれは真実です。


だからこそ、日々悩みます。



組織において常に私が求められるものは


常にを上を目指し


常に新たなビジネスに気づき


常にそれを具現化し


常に未来を灯す


というものだと。



もちろん、これはこれで正しい。



しかし、少しだけ最近違う視点で気づくことが


増えました。


それは、私が新たな何かを常に社内に提供


できる存在であるから組織は発展するのか?


という根本的な自惚れからの脱却です。


新たな何かを生める仲間や組織があるから


こそ、私の存在価値があるのではないか?


「0」→「1」


これが最も難しいと言われます。


しかし、私が経営していてもっと難しいと


思っているのは


「1」→「2」 です。


「0」という「無」から「有」を生み出すことも


難しいけれど、それはある意味確率論でもあり


博打でもあります。


失敗の中で生まれる何か?を探すものでもあり


ます。


さらには「チャレンジ」という言葉で許される


ことも多い。


しかし、「1」をさらに拡大させるのは確率論


では済まされず、「チャレンジ」という言い訳


も許されない。


きっと、当社のスタッフはこの「1」→「2」


いや「1」→「10」にするためにもがいている


のではないか?


そんなことも気づかされます。



今日、少し離れていたスタッフの仕事している


顔を見て、グッと来るものがありました。


気づいていない鈍感さを反省しつつ、今一度


今ある我々の大切に生み出した「1」をさらに


価値あるものに高めようと頑張る仲間…


そんな難しく「解」のないものに日々挑む


仲間の日常をもっと応援することもまた


私のあり様なのだと気付かされました。