値上げする論拠と価値
今朝の日経では、マンション建築費の再上昇
が取り上げられていました。
タイトルは、マンションですがグラフにある
ように木造も同じく再上昇です。
それにしても、この1ページにある記事
は全て、「高」「最高値」「増える」「上昇」
という内容です。
恐ろしい状況だと言えます。
この状況が続くとどうなるのか?
それを我々は想像しなければなりません。
昨年来、私は何ども「コストプッシュ型」
の値上げは、賃金上昇につながらないと
指摘してきました。
12月のブログでもこの「コストプッシュ型」
で消費が行き詰まることが間違いない
近い将来に向けて、「ディマンドプル型」
でしか生き残れないと書きました。
つまり、消費が追いつかない程に
総じて値上げされた行く末は、
「消費者に支持される高値」
「消費者に支持されない高値」
に分かれるということです。
後者は間違いなく「値下げ」せざるを
得なくなり、収益を悪化させます。
周りが上がっているから、うちも値上げ
という時期はそろそろ終わります。
我々は、値上げする論拠と価値を示さね
ばならない時期になっていくということを
今一度、社内でも共有したいと思います。