マンション1億円時代へ | 高橋正典オフィシャルブログ「価値組日記」

マンション1億円時代へ

うちのスタッフに、たまにこう言うことが


あります。


「俺は、アナリストでも予言者でもない。


ただ、この業界の未来についての見立ては


間違っていない。


事実、言った通りになっている。」


これは、私の言うことを信じてくれない


スタッフへの苛立ちからくるトークでも


ありますが…(^^;;


今朝の新聞によれば、東京23区の新築


マンションの平均価格は1億円を突破した


そうです。


まぁ、このデータには数字のマジックが


ありますので、慌てることもありません。


ただ、なぜ高騰しているのか?については


専門家として理解し説明できる用意は必要


です。


ちょうど、この新聞記事のデータがとても


わかりやすい。


発売戸数と価格の相関関係は明らかだと


いうことです。


発売戸数は、リーマンショック後の


カタカナ系のマンションデベロッパーの


相次ぐ倒産により、生き残ったのが


財閥系、電鉄系、そして商社系ですので


供給は安定するのです。


人口動態とのバランシーは欠かさない


というとです。


従って、今後も地政学リスクや金利が


激変しない限り、この流れは続くと


思われます。



私は昨年のセミナーで2023年の首都圏


新築マンションの供給戸数は


バブル崩壊後で最も少なかった、


コロナ禍の2020年の2万7,228戸を


下回る可能性があると指摘しました。


予言したつもりではないですが…(^^;;


(ちゃんと映像も残ってます♪)



結果…2万6,886戸と、バブル崩壊後の


最少供給戸数となったようです。



ちなみにこのグラフ↓は、私が記録して


きたデータです。


ここに、2023年の数字を入れ込むことに


なります。



そして、ここで注目すべきは、市況を


計る上で最も大事な初月契約率が71%と、


好調の目安でもある70%を上回っており


需給が合致した、理にかなった価格で


あるということです。



さて、こんな市況の中でどう不動産を


選択すればよいか?



私なりの答えは個別にお伝えしていきたい


と思います。


それが仕事でもありますので…(^^;;