コーヒーを学ぶ | 高橋正典オフィシャルブログ「価値組日記」

コーヒーを学ぶ

昨夜の大学院の授業は

 

「タイソンズ&カンパニー」の方がゲスト

 

講師として来られ、様々な飲食店展開の中

 

でも特に注目されている

 

「シングルオリジンコーヒー」の豆だけを

 

扱うコーヒーショップ「THE ROASTERY」

 

のイノベーティブな取組を学びました。

 

 

個人的には、日本のコーヒ消費市場は飽和

 

していると考えていますが、その中でも

 

「シングルオリジンコーヒー」の市場が

 

今後どうなるのか?については、とても興味

 

があったため、こんな質問をしました。

 

「シングルオリジンの市場拡大には、

 

ある程度の大衆化が必要だと思いますが

 

どう思われますか?

 

私は、大衆化に必要なのは”体験価値”か

 

”共有価値”が必要だと思うのですが

 

シングルオリジンコーヒーには、その

 

どちらも無いように感じます」

 

大人気ない、ちょっと意地悪な質問をして

 

しまった気もしましたが、彼はこう答えて

 

くれました。

 

「コーヒーを提供する場には焙煎する

 

”ロースター”と、淹れるプロである

 

”バリスタ”という職種があります。

 

私は、特に”バリスタ”という職業が

 

もっと、消費者に寄り添ったものに

 

なっていく必要があると思っています。

 

例えば、お客様が自分の好きな豆を

 

店に持参してきたら、それを美味しく

 

”バリスタ”が淹れるてくれるような

 

寄り添い感」

 

 

私は、そんな彼の回答に

 

「それは素晴らしい! 本当に”バリスタ”

 

がそんな人たちだったら、すごい大衆化

 

そして広がりの可能性を感じます。

 

でも、”バリスタ”って、プライド高い人

 

多くないですか?」と返しました。

 

彼は、微笑みながら

 

「そうなんです・・・結構、鼻高い人

 

多くて笑」

 

 

いやぁ、もちろん年齢は関係ないけれど、

 

私よりもすごく年下の彼の話に感動しま

 

した。

 

寄り添う”バリスタ”なんて、考えもしな

 

かったw

 

いやぁ、勉強になったなぁ〜

 

 

さて、そんな彼が教室で提供してくれた

 

シングルオリジンコーヒーは、とても

 

美味しかった。

 

不覚にも、コマーシャルコーヒー

 

買って教室に来た私は、その後それを

 

飲む気にもなれなった(^^;;

 

コーヒーって奥が深い〜♪

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