【日記】しながわの風景とジャズ | Jazz@Saku

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会社員でジャズベーシストのJazz Man BSakuの日常を暴く!(笑)

36.8㎞ 昨日自転車で走行した総距離数だ。

 

日頃から自転車でのツーリングや、競輪をしている方からしてみたら大したことのない距離数かもしれない。ましてや過去のサイクリング好きで毎日100㎞位の走行距離で計画を立てていた中学時代の自分自身からしたら何より大した距離ではない。

 

でも、50歳を目前に、在宅が長いおっさんにとっては、左の膝は言うことを聞かない。でも、8時間ほどかけて、しながわジャズフェスティバルの裏方として、品川区内に満遍なく設置された掲示板を巡ることは、街の様子を捉えたり、考えたりする上でとても大切なことであると思っている。

 

翌日(これを書いている瞬間)は感じたことを表現している音楽をレコード棚から引っ張り出して整理をしている。

 

様々な価値がブレンドして成立している世の中、様々な潮流をどう見てそれぞれを放置したり、合流したり、をして進んで行くのだと思う。

 

 

 

一番上が新幹線、その下が東急大井町線、その下が国鉄横須賀線、貨物線。地図上では鉄道の線がもの凄い混みあっている。実態はこの様に立体だ。人間はこうして、次々と上乗せをして来た。新幹線開業からこの高さはあるのだろうか、だとしたら1962年位からのものでるなら凄い。(改めて確認しようという原動力だ)

 

区内でもめちゃくちゃ荘厳な空気を放っている神社である。いつもは凄いなという空気を感じるだけで素通りしていたのだが、今回は少し疲れた身体を休めたかったのか、私は自転車を置いて境内にお邪魔していた。東京都内とは思えない空気感であった。喧噪が消える。

 

「日本一短いアーケード商店街、立会川商店街」の裏の立会川。私もこの上流の立会川沿いに住んでいるから、勝手に親近感を持つ。私は水上に設置されて残っているお店の看板が愛おしくてたまらなかった。この橋を渡って商店街に入ろうとしている人をターゲットにしたのか、自転車を止まれの交通表示にしたがって、勝手に左を見たら、広告看板が目に入るという。なかなかな仕掛け。

 

品川区と大田区の堺にある急坂。綺麗な夕景だったが、スマフォのカメラの露光ではなかなか人間の肉眼露光には適わないかと思いながらも記録。西側に見えるのは丹沢方面かと思うが、夕焼けは晴れなのかと思うと嬉しい。この写真の後ろは富士見台中学校。昔は富士山が見えていたのかな。

 

頑張ったので、妻と二人で(娘を家に置いて)近所の名店で少しデートで身体をいやす。コロナとの共生において、こういう時間をとれることは幸せですな。

 

そして、最後、「 Neighbourhood / Manu Katche」
もう、素晴らしすぎます。アフリカ、ノルウェー、ポーランド、さまざまなヨーロッパ国籍で、幅広い世代の世界的ミュージシャンの組み合わせが織りなす、静かに主張する音楽世界。これ、いいわ。

これで、私の休日は充分に癒されるのであります。

 

これが、しながわの風景から感じた昨日と今日。