㊸無題 | 甲状腺未分化がん闘病記

甲状腺未分化がん闘病記

甲状腺乳頭がんから未分化がんに転化り患した、超特急がんサバイバーのリアルながん情報を生存中に書き残します。

こんにちは。

いつもいいねくださりありがとうございます。

 

私は令和5年11月に甲状腺未分化がんの余命告知を受けたものの、分子標的薬のお陰で劇的に回復中の人です。

Cancer Channelさんから、「甲状腺がんをよく知りよりよくつきあいましょう」 というフォーラムから現実をご紹介します。 

 

後半に治療や手術の様子があるので、傷や血がダメな方はご注意ください。

ちょっと長めの真面目なフォーラムなので、渦中に無い方には興味をなくすかもしれませんが、とても現実を語ってくれていると感じます。

とにかく未分化だけは例外のように「ごめんなさい」と言ってます。

 

 

 

私はいま分子標的薬でいまとても快調なのですが、大学病院の医師は「急変」を恐れていました。

こんなに調子がよくて、急変は考えられないのですが・・・」と言ったのですが、ある意味、よくここまで数か月何事もなかったな と、今になって急変の意味が解って恐ろしくなりました。 やっぱり未分化は特殊です。

 

標準治療で一度手術をしている私が服用している薬は分子標的薬のタフィンラー・メキニストなのですが、その前にレンバチニブオプジーボの併用治験を勧められました。

その際に治験コーディネータさんから副作用について、周囲の細胞も死滅させて腫瘍が縮小する際に大出血する可能性があるため腫瘍が大きかったり、動脈に浸潤しているほど危険度が増す。 という説明がありました。

まさに未分化の方で残念な結果になった様子が動画で見ることができます。

 

幸いにも私の場合では腫瘍がぬる~っと剥がれたり動いたりする感覚はありましたが、必要以上の出血は見られませんでした。

 

動画は2018年なので多少の状況も違ってくるかもしれません。でも、未分化がんの方は2週間の休薬期間にあっという間に進行してしまったというものです。

細胞を溶かしすぎるレンバチニブも怖いですが、それに負けない速度で進行する未分化がんの真の恐ろしさを見ました。

術前、「本当に進行がんがある人には見えない」と言われたほど外見からは全く腫瘍の存在が確認できなかった私自身が、ようやくその真の恐ろしさを見た動画でした。

 

 

そして、乳頭がんは非常に安心ながんではあるけれど、まれに未分化に転化するケースがあるということだから、しっかりと経過観察を行ってもらってください。

未分化がんは高齢者でしょ? なんて思わないで。  私はまだ中年です。

そして乳頭がんが見つかったら半年に一度の経過観察をするというガイドラインがあるといっています。

いまこうしていろいろ調べていくと、全く逸脱した診察を行っていた医師だったんだ ということを知って、あらためて腹が立ってきました。

 

 

 

私はいまの分子標的薬で耐性ができてしまった時が終わりだそうですが、はたしてどのくらい延長できるのか・・・。

 

耐性ができて症状が出ると一気に入院になって、そうなったらブログ更新が終了します。

 

 

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残された時間に限りはあるけれど、私の体験が少しでも後につながり、役立つように。

そして、様々ながんサバイバーのみなさまの一日一日が少しでも幸せでありますように。

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令和6年3月18日  ★b-raugh-yousei★