先日、交流させていただいてるX等のFF(相互フォロー)さんとやり取りをして、インド神話の児童書のおすすめを教えていただきました。
私は児童文学や児童書が好きで、大人になってからも好んで読むくらいです。
インド神話は前々から興味があり、シヴァさまやクリシュナが好きなのもあって以前本を読もうとしたこともあります。
そして私はスピ好き民ですが、インド神話の概念はスピ系にも出てくるので(チャクラやカルマなど)それもあって気になってました。
ですが本屋で手に取った本がかなり難しく読めそうになくて、それ以来「インド神話は難しそう」という勝手なイメージができてしまいました。
インド神話の解説本から始めれば良かったんでしょうが…。
ですが子供向けの児童書であれば私でも読めそう!児童文学好きだし!
ということで読むことにしたのですが。
その前に児童書の「ラーマーヤナ」をKindleで見つけたので先にそちらを読んでます。
ラーマーヤナは有名なインド叙事詩です。
上巻を読み終わったのでその感想です(かなり素人っぽい感想です)
※話の概要も含みます。ネタバレも一部含まれるのでご注意ください。
まず想像と違ってました。
ギリシャ神話や北欧神話のような神々の物語かと思っていたのですが。
人間が主人公で人間達の物語で、ギリシャ叙事詩「イリアス」のような感じです。
ですが神様の物語というのも間違ってはないです。
なぜなら主人公は、神の生まれ変わりだから!
この、神様が人間に生まれ変わる設定が私には刺さりました。
他の神々も生まれ変わるのですが、なぜか猿ですw
※wikiを見ると神々の生まれ変わりでなく神々の子供と書かれてました。私が読んだ本の設定かも?
神々が悪魔(羅刹)達に支配され苦しむという過酷な世界観です。
ですが最高神ヴィシュヌ神が人間に生まれ変わり、神々を救うという壮大な話です。
そしてヴィシュヌの生まれ変わりである主人公のラーマが非の打ち所がない強い英雄です。
まさに光系主人公。そして最高神の生まれ変わりというだけあってチート主人公です。
現代で人気の異世界転生ものでも主人公が転生してチートだったりする作品多いですが、古代の作品にルーツがあるんでしょうね。
ラーマのカリスマ性がすごいなと思いました。
妨害する登場人物も出ますがライバルすらラーマのカリスマ性に敬意を示し、あっさり負けを認める。
ラーマは王族に生まれるし強さや能力に秀でてチートだし美男だしカリスマ性抜群だし。
人生イージーモードな匂いがしますが策略により追放されてしまいます。
ですがそれすらもあっさり受け入れ、精神力も相当強くそして聖人です。
さすが元神様!
そんなラーマは、やはり相応しいヒロインがいます。
それはシータという絶世の美女。
そして…
何とシータもヴィシュヌ神の生まれ変わりなのです!!
(もしかしたら本によって設定が違うのかも?私が読んだ本ではそういう設定でした)
つまり元々の魂は同じということですね?
これってスピ系で有名な「ツインレイ」の関係なのでは?
※ツインレイ…魂の伴侶の意味。元々同じ魂を分け合った唯一無二のパートナーを表す造語。
やはりインド神話の概念はスピ系に通じるものがありますね。
ツインレイ好きな方、ラーマーヤナおすすめですw
この物語は、シータが悪魔側に拐われてしまいそれをラーマが助けを借りながら救おうとするあらすじのようです。
その助っ人として猿の軍団が登場するのですが序盤のフラグが回収され、一気に物語は盛り上がります。
そして上巻では拐われたシータを奪還するため、ラーマと猿の軍団達が結束するところで終わります。
かなり続きが気になる終わり方です。
果たしてシータを無事奪還できるのか?
ラーマとシータは最後どうなるのか?
そして悪魔に支配された神々はーーー?
結末は何となく予想はできるのですがw
でもこのラーマとシータはハッピーエンドじゃない説もあるらしいので(ネット情報)
ハピエン厨なので私が読む本はハッピーエンドだといいな。
あと個人的に思った感想。
インドラさん…?
ラーマーヤナでも序盤からインドラ神は代表的な神として名前が出てるし重要そうな神です。
活躍を期待してたんですが予想外でした。
でも私が読んだ本ではインドラの生まれ変わりの猿で登場しますが、wikiだと子供になってるから、本人ではないのが一般的?
それか活躍が書かれてなかっただけ?
私が読んだのはおそらく児童書だと思うし子供でも読めそうな内容だったので、入門者用で簡易的なのかなと思います。
でも文章力が高いので面白いです!