聖書のカインを描きました。

 

これは、例の場面なんでしょうか?

さすがに足で弟を○すことはないと思いますがガーン

 

遺体を土に埋めて土を足でならしてるとかかな?

 

あのエピソードって昼なのか夜なのかもわからないです。

夜の方があり得そうですが。

 

このイラストではあえて昼にしてみました。

 

せっかくなので創世記の、カインとアベルの話を簡単にご紹介します。

 

楽園から追放されたアダムとイブは地上で生活するようになり、カインとアベルという兄弟が生まれました。

2人は成長し、カインは農耕をする者、アベルは牧羊をする者になりました。

神に生贄を捧げる際、カインは自分の収穫物を捧げましたが神はそれを受け取らず、アベルの捧げ物である羊は受取りました。


そのことでカインはアベルに激しく嫉妬し、衝動的に殺害してしまいました。

アベルの居場所を聞かれカインは知らないと嘘をつきますが神はお見通しで、罰として、カインは生涯さまよう運命を背負うことに・・・

自分の罪の重さに、他の人間に殺されてしまうのではないかと恐怖するカインに、神は慈悲として、もしカインを殺めた者は7倍の報いを受けるという印をカインに与え、守護します。

カインはその後、アダムとイブ、そして神の元を去りエデンの東へと放浪します。

そして後に結婚し、妻との間にエノクという子供が産まれます。


そして町を作り、その町に子供の名前からエノクと名付け、カインの子孫が繁栄していきました。

という話です。

かなり有名な話ですね。

 

神がカインの捧げ物を受け取らなかったのはえこひいきでも差別でも何でもなく、神には生贄として命あるものを捧げるのが作法だからです。

 

この話は兄弟の確執とか、人間の根底にある嫉妬とか人間心理も表した話という気もします。


 

カインも神が大好きだし、神も慈悲深くてカインを愛してますよね。
 
この時代の時の神と人間の距離感が好きで、個人的に萌えます。
 
原罪を犯したアダムとイブ達も積極的に助けてたり、カインも守護を与えたり、神ってやっぱり人間を深く愛してるんだなって思います。
 
有名な映画「エデンの東」もこの話がモチーフになってるようです。
 
 

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