神話創作や歴史創作など、一応は一次創作扱いだけど、原典や元ネタがある創作をしてる人にありがちな心配や不安。



※本文とこのイラストは関係ありません。


それは「原典や元ネタ(本家)と乖離していたり、アレンジし過ぎてていて、苦情や批判、文句が来ないか?


という心配や不安です。

いわゆるキャラ崩壊にならないか?という不安もそうです。


神話であればギリシャ神話など、元の神話が好きな人達から

「○○のイメージと違う」

「神話ではこんなキャラじゃない」


など、苦情が来るのではないか…という危惧です。


歴史創作も同じです。


特定の偉人をオリジナル要素を加えてアレンジすることで、その偉人が好きな人達から苦情が来るのではないかという不安は、珍しくないと思います。


実は私自身、好きな神話のキャラや偉人が、版権作品でイメージや自分の解釈と違うキャラになっていてガッカリした経験も何度もあります。


自分もそういう体験があるので、私も同じような危惧を感じることよくあります。


そして実際に、けっこうきつい苦情が来たことも経験があります。

それについてはまた機会があれば書きます。


私はかなりオリジナル要素を加えて大胆なアレンジをする方です。


私の神話宗教創作のコンセプトは「神話や宗教に出てくる登場人物を漫画やアニメ風の萌えキャラにアレンジする」というコンセプトです。


なので原典に忠実ではなく、いわゆるジャパニーズアニメ風のような絵柄なので、芸術作品のイメージが強い神話や宗教だと、一般のイメージと乖離があると思います。


これはいわゆる「解釈違い問題」にあたるのではないかと思います。


原典と違うと苦情や文句を言ってくる人は、おそらく神聖視していたり心酔していて、汚されたように感じ、強い怒りや憤りを感じたのでしょう。


「原典と違う!侮辱している!」


こんな感じで自分の解釈やイメージと違うと汚されたように感じ、攻撃をしたり排除したくなる心理かなと思います。


それだけ熱い思いがあったり心酔しているのでしょう。


「解釈違い」というのは二次創作文化で見る言葉です。


原作や原作のキャラに対し、同じファンの間で解釈違いが生じ、時に争いが生じるケースもあるそうです。


神話宗教に関しても、古代に作られたというのもあり、解釈違いはよくあることでしょう。

私も多々感じたことはあります。


私も神話宗教創作者の端くれですが、個人的に感じることとして。


確かに原典をあまりに無視するのは宜しくないと思います。


また原典のキャラを人権無視し、自分の都合で侮辱的に扱う(ものすごいゲスや野蛮人にしたり)のも個人的に宜しくないと思ってます。


ただ、あくまで創作であり、原典とは別物です。


原典に忠実でなければならないという明確な決まりやルールはなく、公序良俗に反しない範囲であれば創作者のオリジナリティを加えてアレンジしてもいいのではないかと個人的に思ってます。


ただ元の神話宗教が好きな人達のことも、多少考慮する意識も大事かなと思います。


私がXで神話創作されてる方と交流していた時も、皆さん自由にアレンジしてオリジナリティを加えてたという印象です。


自創作の独自設定を作ってる方がほとんどで、原典に忠実でないとダメという空気は全くなかったです。