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B_Poplarです。
先日、ある企業の朝礼の場にお邪魔することがありました。
その際、管理職の男性より社員スタッフに向けて、日頃の言葉遣いについての注意点のお話がはじまりましたので、私も興味深く拝聴しておりました…
最近、間違った言葉遣いをする人が増えているそうです。
例えば、「ございます」の乱用。
「〜な感じでございます。」とか、「思ってございます。」的な?
「ございます」は、「あります」の丁寧語です。
言葉遣いひとつで印象は変わりますので、皆さんも正しい言葉遣いをするように心がけてください。
以上です
自信満々に滔々とお話しされていたのですが…
そもそも貴方様の「〜とか」や「的な?」の方が、よほど間違った言葉遣いではないかしら?
※せっかく正しいこと言っていても台無しですよ…
と、思わず心の中でつぶやいてしまいました…
日本語というのは、非常にむずかしいものですよね。
丁寧な言葉遣いをしようと思えば思うほど、二重敬語になったり、間違った言葉遣いになったり…
これは、誰にでも起こりえることです。
ですからこそ、言葉を発するときには常に注意が必要となります。
ましてや、他人に対して言葉遣いを指導するのであれば、なおさら自分自身の言葉遣いに注意を払わなければなりませんね。
それはなぜか?
言葉遣いに問題がある人が、他人に敬語や言葉遣いについて指導したり語ったとしても、全く説得力がないからです。
せっかく良い内容のお話をしたとしても、話している本人の言葉遣いができていなければ、内容の良さは伝わりません
もちろん人間ですもの、何もかも完璧にできるわけではありませんし、間違えることもあります。
ですが、やはり人の上に立ち、人を指導する立場となる人は、その立場にふさわしい教養と言葉遣い、振る舞いが求められます。
研修講師をしていると、常にそれを痛感し、日々精進…の気持ちがおこるのですが、同時に、これは講師という職業だけにとどまる話ではない…とも感じます。
どんな職業の人でも、どんな立場の人でも求められることですからね。
皆さまは、日頃より言葉遣いに心を配っていますか?
人に指導をするような立場になったとき、より一層言葉遣いや振る舞いに注意を払っていますか?
ぜひ、一度自分自身を見直してみてくださいね。
皆さま、ごきげんよう
一緒に“はんなり美女”を目指しましょう