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B_Poplarです。
数ヶ月前に知り合った、ある女性のお話。
独自のオシャレ視点でセレクトされたお洋服を身につけていらっしゃる方な為、どうしても会うたびにウォッチングしてしまうのですが、最近そのオシャレ以上に気になることを見つけてしまいました…
そちらの彼女、とにかく良く手鏡を見るのです。
最初見かけたときは、食後すぐのことだったので、何か口元が気になるのかしら?くらいに思っていたのですが…
外出から帰ってきて、自席に着いた早々に手鏡をチラッ
何か物を取りに行って、席につく度に手鏡をチラッ
食後、そのテーブルの席で手鏡をチラッ
仕事中にも手鏡をチラッ
帰社前に自席で手鏡をチラッ
そして、その半分以上の手鏡チラッの時間に、ブラシで髪の毛をブラッシングするのです…
それは、自席でだけではなく、食事のテーブルの席ででも。
いや〜ん、女子力高〜い
なんて思った、そこのあなた?
これは別に、女子力高い行為でもなんでもないですよ
むしろ場合によっては、自分のことしか見えていない、女子力低い行為です
人と会う直前に、風に吹かれてあまりにも髪が乱れてしまった…そんなときは、手櫛でパパッと直すために手鏡を見ることもあるでしょう。
妙に思い出し笑いをしてしまい、どうしても止まらないとき、冷静になるために、あえて自分の顔を手鏡で見るということもあるでしょう。
目にゴミが入ったり、コンタクトがずれてしまったときなども、手鏡を見ることもあるでしょう。
こうした、直後に人と会う、接触するというシチュエーションや、すぐにでも対処が必要な場合は、大っぴらにせずコソッとする程度に手鏡を見るのは、OKな範囲と言えるでしょう。
ですが、何か行動をする度に手鏡を見たり、所構わず気になったら髪をブラッシングするというのはNGです。
その、行動毎に手鏡を見るのは何のためですか?
メイクが崩れていないかの確認?
髪が乱れていないかの確認?
私、可愛い? 私、綺麗?の確認?
はっきり申し上げます。
何度鏡を見つめたところで、何回髪をブラッシングしたところで、急に可愛くなったり綺麗になったりしません
※鏡を見る度に可愛く、綺麗になれるのなら、皆やってます
むしろ、本来の業務(仕事)をおろそかにして、鏡ばかり見て、所構わず髪をブラッシングしているその行為・所作は、人前でお化粧するのと同じくらい見苦しい行為と言えるでしょう。
自分のことしか見えていない、周りの人のことを考えていない状態と言えますからね
身だしなみは、人前で整えるものでありません。
身だしなみを整えることは、人とのコミュニケーションの事前準備にあたります。
もちろん、前述のような突発的なことが起これば致し方ないこともありますが、それでも人前で堂々とすることではありません。
“身だしなみを整える” “美しさや清潔感を保つ”ということは、事前に、そして人前ではなく影で行う(努力する)ことが望ましいのです
人前で手鏡を見て、念入りにブラッシングをすることが女子力高い行為だと思っている方がいらっしゃいましたら、今日から是非改めてくださいね。
見せない部分での努力や配慮の方が、いろんな意味での“美しさ”へとつながりますよ
皆さま、ごきげんよう
一緒に“はんなり美女”を目指しましょう