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B_Poplarです。
先日、こんな会話を聞くことがありました。
うちの会社、特に休憩室というのがなくて、昼食でお弁当持ちの人は、その事務室内の後方のミーティングスペースで食べるの。
あと、休憩もそこでね。
そしたらね、出向で駐在してる上司が、“食事を取るのは問題ないけど、そこで化粧直しをしてるのはおかしい。モラルの問題だけど、女性としてどうなのか？”とか言って、リーダーに文句言ってきたらしい。
ありえないでしょ？
休憩室与えてくれないから、ミーティングスペースで食事や休憩してるのに、なんでそこでお化粧直ししたらダメなのよ、ねぇ？
廊下で爪楊枝をシーハーシーハーさせてる自分の方が、モラルに欠けてるって話
時給も発生していない休憩時間のことで、そんなこといちいち言われる筋合いないと思わない？
本当よね！まず自分がちゃんとしてから物言えよ！って感じ
でしょ？休憩時間は時給も発生してないんだから、そこまで言われる筋合いはないわ
……
皆さまは、こちらの会話を聞いて、どのように感じますか？
更衣室はあっても休憩室がないから、事務所内のミーティングスペースを休憩に使用している…
30人を満たない会社ですと、こうした状況は非常に多いと思います。
では、その公の場で、休憩時間にお化粧直しをすることは当然認められた権利なのでしょうか？
う〜ん…どうでしょう
まず、硬いお話からしますと、確かに休憩時間は労働時間ではないので、労基法34条では、会社は従業員に命令したり管理下に置くことはできません。
ただ、休憩時間は始業から終業までの、いわゆる拘束時間の一部にあたり、終了後は再び労働に復帰することが決まっているので、休憩時間中の行動について必要な制限を加えることは「休憩の目的を損なわない限り差し支えない」とされています。
また、事業所の施設・設備については休憩時間であろうとなかろうと、企業に管理権があるので、その範囲内で利用を制限することができます。
なんの制限もなく自由に行動できるものとは言い切れないんです。
今度は柔らかいお話？をしますと、食後にお化粧直しをする心構えを持っていることは素晴らしいのですが、それが社内の人だけとは言え、公の目にさらされる場所でのことであれば、美しい行為とは言えないと思います
何度となくお伝えしていることですが、お化粧直しは身だしなみのひとつで、公衆の面前ですることではないからです
たとえ女性の多い職場だったとしても、お化粧直しは更衣室やレストルームへ。
その心掛けを持てる女性の方が素敵です
もちろん、注意している本人の、“廊下で爪楊枝でシーハーシーハー”にも問題はありますが…
相手がモラルに欠けることをしているからと言って、自分もして良い訳ではありません
気持ちはわからなくもないですが、相手のアラを探して自分を正当化している時点で、アウトです
品格のある、感じの良い素敵な女性とは言えなくなってしまいますね
感じの悪い女性と思われる行動をするよりも、品格のある感じの良い女性と思われる行動ができる人の方が、人間的にも魅力があります
そんな、魅力的な女性でありたいですね
皆さま、ごきげんよう
一緒に“はんなり美女”を目指しましょう