光の届かない

暗い海の底

 

あなたは声潜めて

息をしていたんだね

 

目に見えない光を感じて求めて

泳いでいたのね

 

前に進むたび ぶつかる敵

穏やかさ求めた海の底でさえも

 

どこまで進めば光差す

光の匂いを ただただ

 

 

同じ景色を見てた

地下奥深く

 

真っ暗闇の中

手探りで進む

 

登っても登っても 堕ち

また元ある場所へ

 

どこまで進めば光差す

コンパスもない あるのは

 

 

暗闇では自分の存在さえ不確か

信じる心だけが 存在の証

 

どこまでも進め 光はある

現実か幻か

頭上彼方に 

我が全てを呑み込む輝き