「いつく(居着く)は、死ぬる手なり。」
(宮本武蔵「五輪書」より)

安定することは死ぬことだ。
「攻める、守る、退く、そのどの状況にあっても臨機応変に対応できる構えがなくてはならない」という剣の極意を説いた言葉で、常に変化に対応せねばならないという教訓。
※武蔵は、変化しなければ死とまで言い切っている。言い換えると変化していくところに運がある。


「功の成るは、成るの日に成るに非ず。けだし必ず由って起こる所あり。
禍の作るは、作る日に作らず。また必ず由って兆す所あり。」
(蘇老泉「管仲論」より)

人が成功するのは、ある日突然成功するわけではない。平素の努力の集積によって成功する。禍が起こるのも、その日に起こるのではない。前から必ずその萌芽があるということである。

 ※「運をつかむ」のもまたおなじことだろう。
宝くじを当てる。これは、運をつかむことだろうか?

よい俳句を作る3つの条件 ⇒ この3条件は、そのまま、よい運をつかむ条件
その1 「強く生きること」
その2 「深く見ること」
その3 「巧みに表すこと」

子曰く、君子は人の美をなし、人の悪をなさず。小人は是に反す。
(顔淵12の16)

善き人は、人のよいところを認めて伸ばす。人の悪いところは諌めて止める。心の狭い人は、それと逆である。

※弟子たちの長所や特性を認めて、個性を伸ばすのが孔子の教育である。

子供の教育に「ほめ育て」という言葉がある。

よいところを認めほめることにより、子供のよさが引き出され、より良く育つということ。

社会人も同じ。社会人基礎力も長所を発掘し、それを認め育てることが重要。