姫路の整理収納アドバイザー・整理収納教育士、よしなかなおこです。
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9月30日(火)、大阪・関西万博に行ってきました(3回目)。
2箇所目のクウェート館の前に入った1箇所目の国際機関館。
外観も展示物も地味なのですが、こういうところこそ時間をかけて見るべきだと思いました。
口コミを見ると、映像や音、光による派手な演出で没入体験ができるパビリオンが高く評価されています。
が、一見地味な展示物でも実は凄い物もいろいろあるんですよね。
【3箇所目】
文明の森

2箇所目のクウェート館の後、次はどこに行こうかと考えていたときにたまたま通りかかりました。
確かこのあたり。
ぱっと見では、黒く塗られた天然木か巨大な木炭が地面に立てられているだけのオブジェ。
出展はチェコの企業なのですが、コレが凄いんです!!
この木々は約6500年前に生えていたオーク。
木は倒れた後、そのほとんどは土の中で微生物によって分解されてしまいますが、酸素が少なくて微生物がほとんどいないなどの条件が揃えば化石となります。
化石は土中の鉱物が中まで浸透するため、石のように硬くなるはず。
が、触れると木の柔らかい感触が残っているのです。 

これらは木が化石となる途中段階の「亜化石」と呼ばれる物でとても珍しく、貴重な物なのだそう。
そんな貴重な物なのに、万博参加国の数である133本を集めて、実際に触れてみることができ、しかも野ざらしの状態で展示するなんて凄すぎませんか?
というか、
そんなことして
いいんですか?? 

説明が書かれたプレートがあるのですが、それだけでは希少性や凄さは伝わりにくい


わざわざQRコードを読み取って調べる人もいないと思うので(ただでさえスマホのバッテリーの減りに焦るのに)、ここは案内スタッフを立てて説明して頂きたいところでした。 

開幕初期の頃には倒木の恐れがあるとのことで立ち入り禁止になっていた期間もありましたね。
再び公開に至ってよかったです。
閉幕まで残り10日ですが、これから行かれる方は実際に触れて6500年前の息吹を感じてみてください。
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