姫路の整理収納アドバイザー・整理収納教育士、よしなかなおこです。
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昨日は防災の日。
関東大震災の発生から100年。
正午前で昼食の準備で火を使っている家が多かったこともあり、あちこちで火災が発生し、甚大な被害をもたらしました。
地震も怖いけれど、火事も怖い。

最近ではマウイ島での火災が記憶に新しいですね。
大学時代の友人の家にはこんな「家訓」があるのだそう。
消防車のサイレンの音が近付いてきて家の近くで止まったら、必ず外に出て火事の場所を確認すること。 🔥🚒
友人は阪神大震災の発生時、被害が大きかった神戸市兵庫区の集合住宅に住んでいました。
揺れが収まってしばらくすると消防車のサイレンの音が聞こえ、止まったかと思うとその後も次々と消防車がサイレンの音が聞こえては止まる。。。
「きっと離れたところだろう」
そう思いながら棚から落ちてきた物を片付けていたら、何やら近所の人たちが騒がしい。
気になって外に出てみると、火の手がすぐ近所まで迫ってきているのが見えたので慌てて避難した、とのこと。
昔に比べて最近の家は防音性が高いので、外で大きな音がしても家の中ではそれほど大きく感じず、近くで鳴る音も離れた場所で鳴っているように感じるのでしょうね。
先日のこと。
深夜1時頃、消防車のサイレンの音が聞こえてきて、どこかで止まりました。
しばらくすると、また1台、そしてまた1台。
サイレンのが近付いては止まる、また近付いては止まる。
……どこだろう?
ま、きっと離れた場所だよね。 

すると、拡声器で何かを指示するような声が聞こえてきたのです。 📢

えっ? まさか近所なの?? 

このとき、先ほどの友人の「家訓」を思い出したのです。
念のため、外に出てみるか……
玄関ドアを開けてみると、
そこで、寝ていた夫を起こして現場がどこなのか見に行ってもらうことに。
私は無防備な格好だったので。笑
しばらくすると夫は戻ってきて
「すぐそこで白い煙が上がってたよ」 

私も身支度を整えて見に行ってみると……
徒歩数分のところにある一戸建て住宅の2階から白い煙が上がっていました。

炎は見えていなかったので隣家に類焼するような規模ではなさそう。
……と、ここで驚いたのは
外に出てきている人、
少なくない?? 

周りは一戸建てが多く集まる住宅街で、すぐ近くには小さいマンションもある地域。
みんな寝ていて気が付かないのかな?
遠く離れた場所だと思って気にかけていないのかな?
皆さんもっと危機意識を持ったほうがいいんじゃないかな……?
と、おせっかいオバさんは思ったのでした。
学校や商業施設などで火災報知器がジリジリ鳴り響いても


と言って、身構えるどころか気にすらかけない人もいますよね。
周りから心配性だと言われても、取り越し苦労になったとしても、危機意識を持つことは大切なのではないでしょうか?