姫路の整理収納アドバイザー・整理収納教育士、よしなかなおこです。
ご訪問ありがとうございます。 

何のカテゴリーに属するのか分からない物を入れている箱の中身と、それらを暮らしの中で活用した話を1週間にわたって書きました。
賛否両論…… いや、「否」のほうが圧倒的に多いのではないでしょうか。
整理収納アドバイザーと名乗っておきながら何やってるんだか! 

と、整理収納や片付けのプロはお怒りかと思います。
整理収納の世界では、現在軸で捉え
今(季節物は1年間)、使っていない物はこの先も使わないから手放す
という考えが基本となっていますからね。
確かに
懐かしい思い出だから
将来また何かに使うかも
と物を溜め込んでいくと、住まいは飽和状態となり、そのうち足の踏み場も無くなるでしょう。
片付けや掃除のことを考えると「物は少ないほうが良い」とは思います。
ですが、必要最小限の物しか無いとなると部屋は殺風景で物寂しく、潤いや活力、喜びや楽しみなどが感じられなくなるかも。
いま必要でない物は手放して、必要になればまた買う
その考えも足の踏み場もない住まいであれば必要かもしれませんが、収納にそこそこ余裕があって今の暮らしの妨げとなっていなければ徹底しなくてもいいと思います。
なるべくゴミを出さず、今ある物で暮らす
使えそうな物はリユースやリメイクをして長く使う
そんな環境保全の精神も大切にすべきだと思うんですよね。
整理収納と環境保全はどことなく対極関係にあるような気がします。
だから「捨て活」という言葉はあまり好きではないですし、見た目の美しさを求めてプラスチック製の収納用品を買い揃えることもしたくはないんですよね……
だから、何かに使える余地のある物はこうして空き箱の中に残しているのです。
ただし、
持っていることを忘れない
今の暮らしの妨げになっていれば潔く手放す
これは快適な暮らしを維持するために守っています。
だから、この「お助けボックス」は
リビング収納の
手の届きやすい場所に入れています。
ここならいつでも目に付くし、すぐに出すことができますからね。 

何のカテゴリーに属するのか分からない物は、たいてい景品や粗品、頂き物など
意図せずに家に入ってきた物
がほとんどではないでしょうか?
実際、わが家の場合もそうでした。
そういった物がなるべく入ってこないようにする工夫や努力は必須で、家族の協力も必要かと思います。 
