姫路の整理収納アドバイザー・整理収納教育士、よしなかなおこです。
ご訪問ありがとうございます。 

何年か前に開催した整理収納セミナーでこんな質問がありました。
何のカテゴリー(=種類)に属するのか分からない物はどうすれば良いのでしょう?
整理収納の手順は
①不要物を減らす
②残った必要な物を使いやすく分ける
③分けたグループをなるべく壊さないように収める
質問をしてくださった方は
②の過程でどのグループに入れたら良いのか分からない物があって、そういった物がそこら辺に転がっているんです。 

とおっしゃったのです。
片付けられない原因の中に
物を上手く分けることができない
というのもあるんですよね。
分け上手は片付け上手
なんて言葉も整理収納の世界にはあるくらいですから。
質問をされた方にこう尋ねてみました。
「分け方が分からなくてそこら辺に転がっている物」とは具体的にどんな物でしょう?
すると、その方は
キーホルダーやストラップとか、ペットボトル飲料に付いていたおまけとか…… そういったこまごまとした物かなぁ……
そんなお話を聞いて、こう感じました。
「そこら辺に転がっている物」とは
景品や粗品、買った物にたまたま付いていた付録やおまけのような
意図せず家に入ってきた物
ではないかな……? と。
自分が欲しくて買った物は用途がハッキリしているので、どのグループに所属させれば良いのかは比較的分かりやすいと思うのです。
一方、意図せず家に入ってきた物は「何に使うか?」や「どこで使うか?」が見えてこないので、何のカテゴリーに入れたらいいのかが分かりにくいのでしょう。
明らかに使いたいと思わない物は捨てるのですが「コレは可愛いから残しておきたい」っていう物もあるんですよね……
そうおっしゃったので、こんな提案をしてみました。
カテゴリーの分からないこまごまとした物は、フタ付きの空き箱にひとまとめにする。
ただし、増やすのはその箱に収まるまで。
入らなくなったらどれかを手放す。
箱の中身が減るように使い道を考える。
今後、こういった物が家に入ってこないように努力する。
実はわが家にもそういった物を入れている箱があるんですよ。
焼き菓子が入っていた箱で、サイズはタテヨコが16cm、高さは6cmほど。
中身、見たいですか?
まー 結構アレなのでね。 笑
でもね、ここから使えそうな物を探し出して使ったことは今までに何度もあるんですよ。
ぜひとも中身を見てみたい、という方がいらっしゃったら初公開します。 
