姫路の整理収納アドバイザー ・ 整理収納教育士、よしなかなおこです。



昨日の続きです。


姫路市立南大津公民館さまからオファーを頂き、子ども向けの整理収納セミナーを行いました。

テーマは文房具の整理収納。



二人の小学生の女の子に20個の文房具を

使っている
使ってない
考え中(すぐに判断できない)

の3つに分けてもらいました。


 

今回のセミナーには付き添いのお母さんや大人お一人でご参加の方もいらっしゃったので、このときにこんな話をしました。

自分のお子さんが要・不要の判断するときは、まずは黙って見守ってあげてくださいね。

と。 ウインク



そもそも


親は子どもの整理収納の場に
立ち会うべきか?


なのですが、これは明確な答えはないと思います。

「子どもの自主性に任せる」

という方もいらっしゃれば

「正しくできているか見届けたい」

という方もいらっしゃるでしょう。


ちなみに私はこう思っています。

整理(要不要の判断)
使いやすい収納の仕組み作り(物の住所決め)

は小さい子どもにはまだちょっと難しいタラー

なので、少なくとも小学生のうちは親が付き添ってアドバイスしてあげるのが良いのでは?

と。 ニコニコ


ただ、ここで親が守るべきことは

まずは黙って見守ること。


子どもが整理(要不要の判断)をしている途中で

「これは使うから残しておきなさい」プンプン

「せっかく買ってあげたのに捨てたらもったいないでしょ」ムキー

などと、横から口出しするのはNG。

子どもは自信を持ってやったことを頭から否定されると、自分の決断に自信が持てなくなってしまいます。



こちらは6年生の女の子が「使わない」と判断した物。


「メモ帳は使うほうに分けるかな?」と思っていたので意外でした。

理由は聞きませんでしたが、サイズが小さくて使いにくいと思ったからかな……?


子どもが「不要」と判断した物の中に、親が「これは残しておきたい」と思う物があったらどうするか?

例えば、上の画像で言うと

「2つのクリップは食べかけのお菓子の袋の口を閉じるのに使いたい」

「メモ帳は買い物メモとして使いたい」

と親が思ったら、


物の所有者を子どもから
に変更させる


つまり所有権移転をする必要があります。

親は自分の物にしたら速やかに自分のエリアに移動させて自らの責任で管理する。


「将来使うかもしれないから自分で持っておきなさい」

と言って所有者を子どものままにしておくと、子どもはその物に関心が無いので散らかったり、しまいっぱなしになったり。

それが繰り返されると物は子どもエリアにどんどん溜まっていくことになってしまいますタラー



私が子どもの頃、こんなことがありました。

クッキーのかわいい缶やプレゼントのリボンや包装紙を使う予定がないので処分しようと思ったら、母が

「これはかわいいから残しておいたら?」

と。

いま思うと、あれは母の「捨てられない」「捨てたくない」を押し付けられていたんだなぁ…… と。  笑い泣き



子ども部屋を汚部屋にするべからず。

心当たりのある方は「所有権移転」を意識してみてくださいね。



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