姫路の整理収納アドバイザー ・ 整理収納教育士、よしなかなおこです。



昨日、お客様がお二人来られました。


お二人が口を揃えて

そういえば、お雛様しばらく出していないなぁタラータラー


雛人形は

持っていても押し入れに長年しまいっぱなしになっている物

の代表格かもしれませんね。 ニヤニヤ


雛人形にとっていちばん良いのはもちろん

飾ること

ですが、飾るのが大変だと感じたり、飾っても見る人がいなければ「わざわざ出すのもなぁ〜」って思いますよね。

引っ越しなどで住宅事情が変わって出せない、といったケースもあるかと思います。


そうであれば

手放す

のが良いわけですが、雛人形という物の性質上「売る」という手段はなかなか難しいと思われます。
有名な作家さんのはリサイクルショップでそれなりのお値段がつくこともありますけどね。

公民館など無償での譲り受けを希望している施設も稀にあるようですが、探すのは大変。

やはり人形供養をしてお焚き上げして頂くのがいちばん良いのではないでしょうか。


「人形供養」「お焚き上げ」と聞くと、真っ先にお寺や神社が思い浮かぶと思うのですが、いちばん良いのは

葬儀会館での人形供養

かなぁと。

供養料がお寺や神社に比べると断然リーズナブルなんです。


下矢印供養料の相場のことも書いています。




姫路の葬儀会社の最大手「大和会館」さんのチラシが入っていました。




3月4日(土)の「広畑大和会館 34周年感謝祭」で人形供養がありますよ。 ウインク


姫路やその近郊にお住まいの方で人形供養を検討されている方はこの機会を利用されてはいかがでしょう?



ただ…… 


雛人形って誰の物なのでしょう? 雛人形


生まれたときに両親もしくは祖父母がお祝いに買ってくれた

という方がほとんどかと思います。


一般的に物は所有者の判断で処分を決めることができるのですが、雛人形の場合は

所有者 = 買ってもらった本人

なのかというと、ちょっと微妙な感じもするんですよね。

雛人形は贈った側にとっても思い入れのある物だと思います。

もし人形供養に出すのであれば、贈ってくださった方に事情を話して同意を得るのがベストではないでしょうか。 


家に来られた二人のお客様のうち、

Aさんはお母様がご健在で実家で同居、女きょうだいはナシ、親王飾りがある

Bさんはお母様がご健在、お姉さんがいらっしゃって、七段飾りがご実家にある

とのこと。


Bさんは「雛人形はお姉ちゃんの物ですからねー」と。

それなら当然自分だけでは処分を決められませんよね。

Aさんもお母様が一緒にお住まいですから、もし処分を決められるのであれば相談されたほうが良いでしょうね。


私が思うに…… ですが

収納場所に困っていなければ、処分のタイミングは贈ってくださった方が亡くなられた後でもいいんじゃないかな?

と。

ご年配の方は思い入れのある物を処分されると大きな喪失感に襲われる方もいらっしゃいますからね。 

家族の思いが込められた縁起物は、その物に関わった皆さんが納得のいく方法で処分できるようにゆっくり検討しても良いのではないでしょうか?



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