姫路の整理収納アドバイザー ・ 整理収納教育士、よしなかなおこです。
夫の伯父宅へ行ってきました。
90歳超えの伯父さんは一人娘さんと奥様に先立たれ、現在は特別養護老人ホームに入所されているのでお宅は空き家になっています。
一人娘さんが亡くなられたとき、近場に住む親戚が集まって今後どうするかの話し合いがなされました。
伯父さんは何でも揃っているところで生活されていて、帰宅されることは無いとのこと。
伯父さんの依頼で遺品整理と生前整理を少しずつ進めていくことになったのです。
「使えそうなものは持って行ってもいいよ」
ということで、冷蔵庫とテレビ2台が親戚宅に引き取られることになりました。
力仕事や運送に慣れた男性陣が冷蔵庫を縁側から運び出し、軽トラックに積み込み。
続いて1台目のテレビ。
手際良く布で包み、ベルトで固定。
わずか30分ほどで終了♪
私は濡れタオルでホコリを拭き取ったくらいです。 

遺品整理、もしくは高齢者施設に入所されて帰宅されない方の生前整理。
私は遺品整理や生前整理のプロではありませんが、義実家の遺品整理を始めるときにこのような順で行うのが良いと思いました。
ざっと見たところ、押し入れの多いお宅。
これはもしや…… と思い、開けてみたところ、大量の布団があちこちに入っていました。
それも明らかに日常使いではない物がほとんど。
最終的には業者さんに大型家具などを搬出・処分して頂くので、布団もその時に一緒に…… と考えていたのですが
伯父さんのために残しておく物
リサイクルショップが買い取りできる物
を分ける作業をするためにはまず作業スペースが必要。
そのため先に布団だけをごみ処理施設に持って行き、空いたスペースで分ける作業をすることになったのです。
布団の多いお宅の場合は、まず布団を処分してスペースを確保。
そしてコレも先に処分したほうがスペースを広く使えます。
家じゅうの布団を1箇所に集めたら、6畳ほどの仏間に小高い山ができました。 

なんだか既視感があるなぁ…… と思ったら
そうだ、義実家で見たんだわ。 



あの悪夢が再び。。。
来客用の布団は
数年間泊まり客を迎えることがなくなった時点で手放すのが正解
だと思います。
「またいつか誰かが泊まりに来るかも」
そう思って残しておいても、その「いつか」は来ない可能性が高くないですか?
仮に「いつか」が来たとしても、何年も押し入れの中にしまいっぱなしにしていた湿っぽくて湿気臭のする布団に寝て頂くのでしょうか?
それなら布団のレンタルを利用したほうが良いでしょうね。 

ご年輩の方に声を大にして言いたいです。
使っていない布団は元気なうちに処分しておきましょう! 
