姫路の整理収納アドバイザー ・ 整理収納教育士、よしなかなおこです。
義実家の遺品整理中、義父の書斎からA3やB4の用紙がたくさん出てきました。
このA3用紙は比較的新しい時代の物なのかな……?
習っている韓国語教室の主宰の先生にお聞きしたところ、教材をコピーするのに使いたいとおっしゃったので教室に寄付することにしました。
一方、こちらはB4の用紙。
かなり古い時代の物で、真ん中と右は懐かしい「わら半紙」なんです。
令和生まれの人は知らないだろうなぁ。
色は元々こんな色だったのか、それとも紫外線で変色したのか……?
いちばん左は作文用紙で片面にマス目が入っています。
これらは韓国語教室の教材をコピーするのには使えそうにありません。
かといって古紙回収に出すにはちょっともったいないかも
そう思い、しばらくは義実家の押入れにしまっていたのですが……
ある日、知り合いの方と話をしていたときのこと。
その方はKUMONの教室で小・中・高校生を教えている先生なのですが、先生は私がその時たまたま手にしていた数枚の紙を見て
その紙、要らなかったら貰っていい?
子どもたちに漢字や計算式を書いて教えるときにたくさん必要でね。
最近のチラシは両面印刷ばかりでメモ用紙として使える物が無いのよね
おぉ、これだっ!!
KUMON教室で役立てて頂こう♪
LINEで画像を送って使って頂けるかお聞きしたところ、
ぜひとも譲ってほしい!
という嬉しい返信が。
こちらのグラフ用紙の保管状態は比較的良好。
図形や面積などを教えるのに使いたいとのことで、こちらもお譲りすることに。
実は用紙は山のようにあったのですが、そのほとんどは包装紙がビリビリに破れて用紙がはみ出た状態で放置されていたのです。
書斎も長年使われておらず物置と化していたため、ところどころに湿気のシミが付いたり、紫外線で黄色っぽく変色したり、端が潰れてヨレヨレになっていたり。
そのため大半は古紙回収に出してしまいました。
ところが、そんな用紙でもKUMONの先生には必要だったんですよね。
指導用のメモ用紙がたくさん必要だという話をもっと早く聞いていたら残しておいたのになぁ。
KUMONの先生には昨日お会いする機会があったのでお譲りしました。
義父は昔、教師だったんです。
子どもが大好きだったので、KUMON教室で子どもの教育ために遺品が有効活用されることになって喜んでいることでしょう。
少々手間がかかったとしても
遺品はできる限り故人と親しかった方や、故人が喜んでくれるような使い方をしてくださる方にお譲りするのが良い
と思っています。
これまでもいろいろお譲りしてきました。
義母の大正琴とその備品
義母が習っていた教室に寄贈
着物収納用の桐箱、姿見
着付の講師をしている私の友人に
座布団、扇風機、冷蔵庫
義母が親しかった友人に
カラーボックス
夫の知り合いの方に
茶箪笥、絵画
義母の実家(お寺)へ
作文用紙、文房具
私が以前働いていたカルチャーセンターへ
遺品整理は家庭で日常行われる整理とは似て非なるもの
私はそう思っています。
息子である夫はどう考えているのかな……?
まー 知らんけど。笑