おはようございます。
兵庫県姫路市の整理収納アドバイザー・整理収納教育士、よしなかなおこです。
久しぶりに義実家の遺品整理の話です。
一昨年の4月に義母が他界し、四十九日を過ぎたあたりから本格的な遺品整理を始めました。
夫には一人っ子で、わが家には子どももいないため夫婦2人だけでの気が遠くなるような作業。
遅々として捗りません。
電気はまだ止めていないのですが、エアコンをかけるとホコリが舞うので真夏と真冬は作業はしていないんですよね
初盆を過ぎた頃だったかな……?
体が大きくて力持ちな夫の友人が時々
「今度の休日、手伝いましょうか?」
と声を掛けてくださるようになり、タンスなどの大型家具の解体・搬出を手伝っていただいています。
まるで救世主のようなお方
ありがたや〜
一昨年の秋のこと。
2階の北側に書棚やカラーボックスで埋め尽くされた6畳ほどの「書籍部屋」があり、そこにある大量の本をどうするか悩んでいました。
義父は教員だったので大半が学術書。
義母は茶道や絵画が好きで茶道の教本や画集など芸術関連の本も結構ありました。
他には夫が子供の頃に買ってもらった百科事典や文学全集、そして童話集や絵本に至るまで……
ブックオフが買い取ってくれるような文庫本や漫画本はほとんど無いので、夫は
「全部ヒモでくくって古紙回収に出したらええやん」
などと言ったのですが、中には価値のありそうな本もあったので古書店を探すことにしたのです。
「姫路 古書店」で検索をかけてみたところ、駅前を中心に数店舗がヒット!!
そこで1軒ずつ訪ねてみたのですが、すでに廃業していたり、販売専門で買い取りはしていないと断られたりで撃沈。
そんなとき、タンスの解体を手伝いに来てくださっていた前述の“救世主”に
「古書店が見つからないんですよ…… どこか知りませんか?」
とダメもとで何気なく話をしたところ、
「姫路市内じゃないけど、僕の知り合いに古書店を経営されている方がいますよ。紹介しましょうか?」
……え?! いま何と??
わーーー 嬉しい!!
ホントですかぁーーー!! ←嬉し泣き
人と人との繋がりは予測不能。
どんなことでも誰にでも相談すべき
と思った一件でした。
そして後日。
“救世主”がアポを取ってくださり、古書店のオーナーさんが義実家に買い取りに来られました。
こちらはそのときに頂いた名刺。
お名前や肩書、書店名を出しても良いのかお聞きしなかったので伏せていますが、なんと
兵庫県古書籍商業協同組合のお偉い様
まさかこんなにすごい方を紹介していただけるとは!!
古書の買い取りについてはいつかブログに書こうと思っていたのですが、すっかり忘れていたのですが、たまたま見た昨日の新聞広告を見て思い出したのです。


年に2回開催されているんですね。
気になったのは「戦前の絵ハガキ」。
熱心なコレクターの方がいらっしゃるんですね。
会期は明後日から6日間。
関西在住の古書愛好家の皆さん、行かれてみてはいかがでしょう?
マイバッグ持参で、そしてコロナ対策万全でお出かけくださいね♪
どんな本が買い取られて、どんな本が買い取られなかったのか?
についてはまた後日にでも♪