おはようございます。
 
姫路の整理収納アドバイザー&整理収納教育士、よしなかなおこです。
 
 
 
昨日の続きです。
 
 
わが家の玄関収納の折れ戸の左側は、開けるのは簡単なのですが、閉めるときがものすごく面倒アセアセ
 
 

 

 

下矢印こんな感じです。

 

 
 
 
取っ手の位置が悪いからなんですよねタラー
 
 
左手では閉められないので、右手でミラーの付いた扉の右端を持って閉めています。
 


折れ戸を閉めるときはこのように「内側へ引く力」が働かないと閉めることができません。
 

 
 

なので、「ひょっとしたら施工ミスなのでは……?」と思い、営業さんに問い合わせてみたのですが……

 

 

回答は、施工ミスではない とのこと。

 
 
 
確かにわが家にある設計図書を見ても現在の位置に取っ手が付いています。
 
 
 
ではなぜこの閉められない位置に取っ手が付いているかというと

 
ミラーを付けたから
 

なんですって。
 
 
 

この折れ戸はパナソニック「ベリティス」シリーズの収納用建具で

 
 
 
 
Uオーダー(特注品)で扉にミラーを付けることができるのです。
 
 

ところが、この「ベリティス」シリーズの折れ戸は


下地の問題でミラーを付けた扉には取っ手を付けることができない


のだそうです。

 
上はカタログの画像なのですが、右開きの折れ戸の取っ手は本来付けるべき場所にミラーがあるため、その右の扉の左側に付いています。
 
わが家とは逆で、右の折れ戸が右手で閉められないパターンですね。
 
 
 
設計士さん・営業さんと玄関収納の打ち合わせをした際、私が

 

「玄関に全身が映るミラーが欲しいのですが……」

 

すると設計士さんが

 

「収納の扉に付けることができますよ。4枚ある扉のどれに付けましょうか?」

 

とおっしゃったのです。

 

しばらく悩んでいたら、設計士さんが

 

「左から2枚目はどうでしょう? ここなら靴を履く前も履いた後もミラーに映るし、見た目のバランスも良いと思いますよ」

 

そうアドバイスしてくださったのです。

 

 

 
そんなわけで今の位置にミラーを付けることに決めたのです。
 
 
で・す・が!!
 
 
扉の開閉のしやすさミラーの位置、どちらを優先させたいか……?
 
私は絶対に扉の開閉のしやすさです。
 
だって、ミラーのせいで取っ手がその役目を十分に果たせないって本末転倒じゃないですか。
 
 
本来の位置に付いていれば
 
左手で扉を開ける
下矢印
左手で取っ手を持ったまま右手で物を取り出す
下矢印
左手で扉を閉める
 
のように物を取り出す行動動線がスムーズですよね?
 
 
ところが取っ手が左手で閉められない位置に付いているせいで
 
左手で扉を開ける
下矢印
右手で物を取り出す
下矢印
取り出した物をいったんどこかへ置く
下矢印
右手で扉の右端を掴んで右へ引く
下矢印
左手で取っ手を押して閉める
 
というように物を取り出す行動動線がとても煩わしいのですアセアセ
 
 
 
「ミラーを左から2枚目の扉に付けると取っ手の位置を変えなければならないので閉めにくくなりますが、どうされますか?」

 

打ち合わせの際にそう確認していただきたかったです。  笑い泣き

 
 
 
この扉の「違和感」の原因に気付いたのはごく最近のこと。
 
入居してすぐに気付いていれば作り直しを要求することはできないにしても苦言の1つくらいは言えたかもしれません。

が、引き渡しからすでに4年9ヵ月が経過。
 
もう時効ですよね。  チーンもやもや
 
 
 
注意 マイホーム計画中の方へ
 
折れ戸収納の取っ手の取り付け位置を必ずご確認くださいね。
 
閉めるときに内側になる扉の外側に付けないと、開けた手で閉めることができないのでご注意ください。
※何らかの事情で閉めやすい場所に取っ手を付けられない場合もあるようです。


 
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