おはようございます。
姫路の整理収納アドバイザー ・ 整理収納教育士、よしなかなおこです。
昨年の春、義実家で義母の遺品のバッグを整理したときのこと。
私の年齢・好みに合わない物や使い込まれた物はリサイクルショップに持って行ったり処分したのですが……
このバッグだけ私が譲り受けて使わせていただくことに。
義母が晩年によく使っていて、夫も私もいちばん記憶に残っている物。
私が持つには少々可愛いすぎるのですが、
「このバッグだけは私が受け継いで最後まで使い切りたい」
……そう思ったのです。
夫は一人っ子なので義母の服飾小物を受け継いで使えるのは私しかいません。
「私が貰って使ってもいい?」
そう夫に尋ねたところ、
「代わりに使ってやってくれるか?」
“母親の形見を妻が受け継ぐ”
世間的にはよくあることなのでしょうか?
息子としては嬉しいことなのでしょうか?
↑全国の男性にお尋ねしてみたいです。
その日以降、買い物に行くときのお供はいつもコレ。
斜め掛けにすれば両手が空くのでカートを押したり品定めをするのにとても便利だし、よく目立つデザインなので夫と買い物に行って店内ではぐれても見つけてもらいやすいというメリットも。
帰宅したら次回すぐに持ち出せるように玄関脇のポールに掛けていました。
ところが、使い始めて約1年後。
残念なことにこのバッグを使う機会がめっきり減ってしまったのです。 

その原因は……
レジ袋の有料化。
このお店では7月からの全国一斉義務化に先立ち4月からスタート。
食品用のエコバッグ以外に日用品などを入れるためのエコバッグも最低1つは携帯しなければならなくなりました。
このバッグはマチ幅があまりないので、財布、キーケース、スマホ、ハンカチ、ポケットティッシュ、そして食品用のエコバッグを1つ入れただけでもういっぱいいっぱい

化粧品や医薬品などの小さな購入品でさえ入れるスペースがありません。
そのためこのバッグは買い物用として使うことができなくなってしまったのです。 

世の中変わればバッグも変わる。
義母の形見の品をこれからも大事に使っていきたかったのに残念です。 

今ではこのトートバッグが買い物用になりました。

斜め掛けできないし、ポケットがないので使いにくいんですけどね
