おはようございます。
姫路の整理収納アドバイザー&整理収納教育士、よしなかなおこです。
来週に予定していたセレモニーホールでの義母の一周忌法要を取りやめました。
日程や会場を決めた頃にはまだコロナウイルスの「コ」の字すら無かったんですけどね。
その後、春節やダイヤモンドプリンセス号の着岸あたりからウイルスが次第に蔓延しはじめ、案内状を出した頃には全国各地で感染者が増えて「パンデミック」「クラスター」などの聞き慣れない言葉まで飛び交うように。
最初は
車で来られる近くの親戚のみで
お経を読むときはマスク着用で
会食は無しでお弁当を持ち帰りに
それならなんとか行えるかな……?
と考えていたのですが、日が迫るごとに事態は深刻になり、
「本当に執り行っても大丈夫なのか??」
という不安が。
しかし、一人息子である夫や義母と親しかった親戚の方々の心情や義母の実家がお寺であることを考えると、嫁である私が率先して
「やめましょう」
とはなかなか言い出しにくいもの。
遺族感情は他人には解らないデリケートな物ですから、最終判断はやはり夫と親族にお任せすることに。
ちょうどセレモニーホールの担当者の方が打ち合わせに来られた頃……
感染拡大地域では外出自粛要請が出され、葬儀会場で集団感染があったとの報道があり、さらにその数日後には姫路の中心部で数名の感染者が出て……
ここでついに夫は親戚にお伺いを立てた上で中止を決めました。 

苦渋の決断だったと思います。
法要や会食は「3密」
高齢者や持病のある方もいらっしゃる
そして
こんな時だから出かけたくないのに義理で出席しなければならないと思う方もいらっしゃるかもしれない
そう考えると中止は正解でしょうね。
打ち合わせに来てくださった担当の方には本当に申し訳なく思います。
しかもキャンセル料もナシだなんて良心的すぎます。
自宅で夫と私、そして私の両親(←来なくていいと言ったんだけどなぁ)だけで法要を営み、霊園へ納骨に行くことにしました。
納骨には近くの親戚数名が立ち合ってくださるとのこと。
屋外といえどもお互いの距離を保つよう気をつけます。
年度末~年度初めで歓送迎会のシーズンだからでしょうか?
バーやスナックでの感染が増えているところを見ると
「お世話になった方だから……」
「誘われたら断りにくい」
そんな義理堅く、人付き合いを大切にする日本人の特性が災いしているのかな?と思ったりもします。
誘わない心遣い と 誘いを断わる勇気
今、すべての人に求められることではないでしょうか?