おはようございます。
 
姫路の整理収納アドバイザー&整理収納教育士、よしなかなおこです。

 

 

 

 

大学生1年生のとき、一般教養科目の心理学を受講しました。

 

興味深い内容だったので5限目という遅い時間だったにも関わらずほとんど出席していました。

 

その講義の中で


 

ゲシュタルトの穴

 


という理論があったことを最近になって思い出したのですが、これがなかなか面白くて♪ 爆笑

 

 

 

「ゲシュタルト」とは 全体性を持ったまとまりのある構造 のこと。

 

人間の脳というものは、抜けている部分や欠けている部分があると気になる性質があり、その部分を埋めて維持したくなるという心理が働くのだそう。

 

 

簡単に言うと、

 

完成したジグソーパズルから1ピースだけ抜けてしまった状態になると無性にその穴を埋めたくなる。

 

といった感じでしょうか。

 

 

 

整理収納や片付けはこの「ゲシュタルトの穴」の理論とまったく同じなんですよね。

 

 

整理 (不要物を取り除く・処分する)

下矢印

使いやすい状態にグループ分けして 収納

 

 

この整理収納のできた状態が「ゲシュタルト」であり、

 

定位置から物を取ったら、また同じ場所に戻したくなる 

=片付け

 

という心理が働くわけです。

 

 

 

ラーメン  ラーメン  ラーメン  ラーメン  ラーメン   

 

 

 

先日行ったラーメン屋さんにて。

 


担々麺に追加投入しようと思い、八味を手に取ったら……

 

 

 

あっ! トレーに何か書いてある!! ポーン 



 

 

全部どけてみた。 ニヒヒ

 


こんなふうに書かれているとジグソーパズルみたいで、使い終わったらまた○印の上に戻したくなりますよね。

 

お客さんが自発的に、しかも決められた位置にきちんと戻してくれることでホールスタッフの仕事も少しは軽減されるのではないでしょうか?

 

「ゲシュタルトの穴」の理論を上手く活用した収納例であると言えますね。 



保育園や幼稚園にも子どもたちが遊んだおもちゃを自分たちで片付けやすくするために、これと似たような仕組みを取り入れているところがあるみたいですよ。  ウインク

 


整理収納には心理学の要素も多く含まれているので、もう一度学んでみたくなりました。



 

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