昨日の記事「お風呂の排水口まわりの掃除」で鬼門について少し触れたのですが、鬼門は決して恐ろしいものではないそうですね。
私はそのことを家を建てるときまで知りませんでした。
鬼門は家の中心から見て北東が「表鬼門」、南西が「裏鬼門」なのですが、そもそも鬼門とは 神様の通り道 であり、神聖かつ尊い場所なんだそうです。
「鬼」という文字が入っているので「鬼の通り道」=「恐ろしい場所」と誤解されているようですね。
「鬼門の玄関は凶」と言われた理由は、昔は今のように道が舗装されていなかったため、外から歩いて帰ってくると玄関に泥汚れが付いてしまい神様の場所を汚してしまうから。
「鬼門の水回りは凶」と言われた理由は、昔は今のように下水設備が整っていなかったため、汲み取り式トイレなどの汚れた水で神様の場所を汚してしまうから。
しかし、道路は綺麗に舗装され、下水道も整備された現在では玄関や水回りが鬼門にあるというだけでは「家相の悪い家」「不幸が舞い込む家」にはならないのだそうです
つまりいちばん大切なのは 住まいを清潔に保ち、風通しをよくする ということなんですね。
夫が「浴室は白がいい」と言い出したのはDr.コパさんのこの本の影響です
付箋がいっぱい貼ってあります(笑)
著者は小林祥晃(こばやし さちあき)さん。
誰って思ったら、Dr.コパさんのご本名なんですね
この本の中に「北東の浴室は男性の運気に影響大」と書かれているので夫は気にしたようです。
でも、わが家で風水を気にした点は「浴室・浴槽の色(位置はどうしても北東にせざるを得なかったので)」と「仏壇置き場の上を踏まない(総2階は避ける)」だけです。
いずれも夫の希望で、私はまったく無関心でした
そういえば、パナホーム兵庫のわが家の担当営業マンさんが打ち合わせの最中にこんなことを言われていました。
「風水を気にしすぎて100%そのとおりにしようとすると家は建ちません 」
そのときはあまりに真顔で言われたのでかなり面白かったのですが、いま思うと名言だなぁ~と思います
でも気にされる方もいらっしゃるので風水の本を何冊か読んで勉強したそうですよ。
風水と聞くと「スピリチュアル的なもの」・「占い的なもの」というイメージを抱きやすいのですが、実際には自然と調和しながら住環境を整える「環境学」・「住まい学」 だそうです。
「片付けと掃除をきちんとしましょう」
つまりのところ、Dr.コパさんがいちばん訴えたいことはコレなのではと思いました
本の中には
「収納は多くて大きければ良いってものでもない」
「死蔵品(使わないでしまい込んでしまっている物)はツキを落とす元凶」
という言葉も出てきました。
風水にはあまり興味がなかったのですが興味深い内容も多く、ひととおり読んでみました。
イラストや図解で分かりやすく説明されていてとても読みやすかったです。
風水を気にされる方にはお薦めの1冊です
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夫よ、これからもお風呂掃除よろしくね~