昨日は9時前にパナホームのメンテナンス担当の方が
クロス職人さんと一緒に来てくださいました。 職人さんの朝は早いなぁ
このキズのためだけに広範囲を剥がして貼り替えです。
なんだか申し訳ないような…
電気のスイッチを外してクロスをベリベリ…
綺麗な部分も ひゃぁ~ もったいない~
職人さんが「隣りのお部屋を貸してください」 どうぞどうぞ
6.9畳の洋室は掃除機がひとつポツンと置かれているだけ(笑)
家族や友達が泊まりに来たら使ってもらう予定の部屋なんです。
クロスを部屋一面に広げてローラーで糊付け作業。
「一枚一枚塗るのって大変な作業ですね」と言ったら
「いやいや、普段は“糊付け機”を使うんですよ~」
えっ、糊付け機なんてあるんですね… 知らなかった
どんな機械なのか気になって調べてみました。
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へ~ こういう機械なんですねぇ
こんな便利な機械があるのになぜ使わないのかお聞きしたら
「すごく重たいからクルマから降ろして2階まで持って上がるのが
大変なんですよ。この程度の面積なら手作業で十分ですから…」
とのこと。 そうなんですね~
「最近はほとんど糊付け機を使うので、こういう作業風景のほうが
レアなんですよ~」ですって すっごいドヤ顔されました~(笑)
そのレアな作業風景をパナホームのメンテナンス担当者さんと
しばらく見学
糊を塗り終わったらパタッと折ってクルクル丸めて…
こんなふうに丸めて積んだらお互いくっついてしまいそうですが
一日くらいこのまま放置しても大丈夫なんですって。
……不思議
丸めたクロスの端を天井あたりに貼りつけて手を放し、
パラパラッと落ちたところをサササ~ッと伸ばしていきます。
あまりの速さにシャッタースピードが追い付かないほど
どんどんシワが伸ばされていきます。 速い速い…
建築中に見れなかった風景なので新鮮でした
クロス職人さんの手際のいい作業に見とれていたら
大工さんが到着
4ヶ月ぶりの再会です。
クロス職人さんと大工さんは顔なじみで
「お~っ、久しぶりッス」と親しげなご様子。
こんなふうにスキマが開いていた箇所を
大工さんが接着剤のようなパテで埋めていきます。
だいぶ目立たなくなりました
腰パン パンツが見えそうですよ~
そうそう、私、誤解していたんです。
額縁は上下左右4本のパーツを工場で図面の寸法どおりに
カットしたものを大工さんが現場で取り付けるそうです。
なので、現場ではごくわずかに長かったり短かったりして
どうしても微妙なスキマができてしまうそう
……けっしてパナホームの工場や大工さんが雑に作っているのではないんです。
疑ってごめんなさい
「それなら現場で大工さんがカットしたらいいのに…」と言ったら
“建材のロスを減らすため” と “現場での作業時間の削減” だと
メンテナンス担当者さんが教えてくださいました。
……ハウスメーカーさんにもいろいろ考えがあってのことなんですね。
ちなみに定期点検時に額縁のスキマを指摘するお客さんは
めったにいないそうです
私っていつからそんなに神経質になったんだろ
なんだかクレーマーみたい… はずかし~
あとは、収納の中のこの部分…
棚から浮き上がっていたのですが、
釘打ち機でカタンカタンと打ち込んで頂きました。
付け忘れのネジは
メンテナンス担当者さんが付けてくださいました。
そうこうしているうちに……
クロスの貼り替え作業が終了
いろんな作業が同時進行なので、やっぱり一人での立ち会いは
絶対ムリです~
夕方近くまでかかると聞いていたのですが、すべての補修が
たったの2時間で終了しました。 とにかくスピーディー
ありがとうございました
次回の定期点検は8ヶ月後。
お客さんの中には「掃除していない」、「散らかっている」という
理由で「ここは結構です」と点検を断る方もいらっしゃるそうです。
そうならないようにお手入れを怠らず新築の美しさをキープして
誰にどこを見られても大丈夫なようにしておこうと思います
私の下着ケースと預金通帳以外は ……ね(笑)