「花織、聞いてよ、すっげー素敵な子といい感じになってるんだ」
ハプニングバー店内は暇だった。僕はカウンターの中でボーっとしている花織に話しかけた。
「…んん?え、そうなの?モンさんはどうしたの?」
モンさんにも会ったこと、モンさんを本命視しながらも、今いい感じになっている牧野君は
7年前から好きだったリアル(ハプバー外)の人であること…。
それがまためっちゃかっこいいこと…僕はこのところの萌えっぷりをハプバー店員花織に話した。
そっか、へええ、と相槌を打つ花織の顔がどうも冴えない。なにかあったんだろうか。
「どうしたの?具合でも悪いのかい?」
花織はハッとして一瞬僕に目を合わせると視線をシンクに落とした。
「そんなことないよ、いいな、ハンターちゃんなんだかんだいいことあって…」
…こりゃあ…確実になんかあった空気ですけど。そういえば、今日は店長も見当たらない。
「実は、オーナーが替わるらしいね」
ウインナーを両端食いして仲良くなったカップルから噂を聞いた。
どうもここのハイパー常連から話を聞いたらしい。
このカップルは最近頻繁に来店するようになった2人で、
ノリが良いので常連にも好かれているらしい。
僕は常連ともカップルともほとんどつるまないので、この2人のことも噂のこともよく知らなかった。
「ええ、オーナーって…店長本人でしょ?何店舗か持ってるんじゃ…」
「だから、全部違う人の経営になるって話」
「手入れとか、そういうのじゃないんですよね?」
「違うみたい。でも実際最近あまりいい状況じゃないよね、ハプバーって」
そりゃもちろん…。派手な営業をしているハプニングバーは営業停止になったり、
形態を変えて営業している。
店長、危うくなる前にこのテの店からから手を引くってことか…。
まあ、あの人らしいといえば、らしい。
店から出るとき、花織がエントランスに出てきて、内情を教えてくれた。
噂は全て本当ではなかったが、オーナーが替わるという点は同じだった。
「花織どうするの?」
「…うん…スタッフは残っていいってことなんだけど…あたしあんな変な奴でも
店長が居たからやってこれたってのもあるんだよね…だから…まだ考え中だけど…」
花織はのびのびと仕事をしていたように思う。
思い返せば、ここのスタッフはどこか個性を尊重して付き合っている感じがあった。
「…まあ…ゆっくり考えたらいいんじゃないのかな…」
それから数日後、公式にその話が流れてきた。
一度引き継ぎのために2週間ほど店を休んで再オープンするということだった。
花織とメールをやりとりしているうちに、彼女は 「店を辞める」 と決断した。
ハプニングバー店内は暇だった。僕はカウンターの中でボーっとしている花織に話しかけた。
「…んん?え、そうなの?モンさんはどうしたの?」
モンさんにも会ったこと、モンさんを本命視しながらも、今いい感じになっている牧野君は
7年前から好きだったリアル(ハプバー外)の人であること…。
それがまためっちゃかっこいいこと…僕はこのところの萌えっぷりをハプバー店員花織に話した。
そっか、へええ、と相槌を打つ花織の顔がどうも冴えない。なにかあったんだろうか。
「どうしたの?具合でも悪いのかい?」
花織はハッとして一瞬僕に目を合わせると視線をシンクに落とした。
「そんなことないよ、いいな、ハンターちゃんなんだかんだいいことあって…」
…こりゃあ…確実になんかあった空気ですけど。そういえば、今日は店長も見当たらない。
「実は、オーナーが替わるらしいね」
ウインナーを両端食いして仲良くなったカップルから噂を聞いた。
どうもここのハイパー常連から話を聞いたらしい。
このカップルは最近頻繁に来店するようになった2人で、
ノリが良いので常連にも好かれているらしい。
僕は常連ともカップルともほとんどつるまないので、この2人のことも噂のこともよく知らなかった。
「ええ、オーナーって…店長本人でしょ?何店舗か持ってるんじゃ…」
「だから、全部違う人の経営になるって話」
「手入れとか、そういうのじゃないんですよね?」
「違うみたい。でも実際最近あまりいい状況じゃないよね、ハプバーって」
そりゃもちろん…。派手な営業をしているハプニングバーは営業停止になったり、
形態を変えて営業している。
店長、危うくなる前にこのテの店からから手を引くってことか…。
まあ、あの人らしいといえば、らしい。
店から出るとき、花織がエントランスに出てきて、内情を教えてくれた。
噂は全て本当ではなかったが、オーナーが替わるという点は同じだった。
「花織どうするの?」
「…うん…スタッフは残っていいってことなんだけど…あたしあんな変な奴でも
店長が居たからやってこれたってのもあるんだよね…だから…まだ考え中だけど…」
花織はのびのびと仕事をしていたように思う。
思い返せば、ここのスタッフはどこか個性を尊重して付き合っている感じがあった。
「…まあ…ゆっくり考えたらいいんじゃないのかな…」
それから数日後、公式にその話が流れてきた。
一度引き継ぎのために2週間ほど店を休んで再オープンするということだった。
花織とメールをやりとりしているうちに、彼女は 「店を辞める」 と決断した。
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