僕は2つのミッションを完了させるためにハプバーへ向かった。
1.置いていた荷物を回収すること
2.店長に魔法のきのこについて注意すること
以上、2つ。まずは2について、店長に疑問をぶつける。
「えええ、俺クスリとかに厳しいよ」
…厳しい人間が合法かそうじゃないかもわからんのか?店の責任者だろ?
「本物だったら絶対認めない。媚薬とかだったんじゃない?」
本物かどうかなんて知る訳ないでしょ…僕のじゃないんだし。確かめるのはアナタの義務でしょ?
彼の言葉に次々疑問が浮かんだが、自信たっぷりのマシンガントークに、
僕の気持は萎えていった。
おしゃべりな男性の誠意のない話は、聞くのも体力が要る。
そんで体力を温存してる間に先に気持ちが折れる。
店を少しでもいい場所にしようって気とか、ないのかなあ…
客の意見はもう少し真摯に受け止めるべきじゃないのか…
まあ…今後、ここに来るつもりもないし、別にもうええか…。
初めて会った時に思ったが、やはり僕はこの男と反りが合わなかった。
話題が退屈を極めて、僕は貝から亀になった。
黙ってビールを飲んで、用が済むと首の襞に顔をうずめて甲羅に閉じこもった。
実は、さっきから隣にベタ付きで座っているカップルもやかましい。
「俺、姉さんならいいよ♪」
てめぇ新参者が誰に口聞いて…ん?
…ちょっと昔の彼氏に、似てるな。ちーくんに似てる。
ちーくんは僕が一番長く付き合っていた人だ。
僕の人格形成に大きく影響を与えた人で、彼なくして今の僕は無い。
ちーくんは彫りが深く目頭切開したような大きな目を持ち、ハーフのような顔立ちだった。
今隣の席に座っているカップルの男の子は、ちーくんをクオーターにした感じだった。
残念、カップルに興味無いんだよな…ってマテ。
ミッション変わってるから!
イカン…お尻に根が生えて動けない…。相変わらず酒を飲むと意志薄弱な自分だ。
気がつけばいつの間にか仰向けになった彼のポールポジションを弄んでいた。
そこでやっと我に返る。大体にしてこの子の彼女…絶対2人にするの納得していない。
女の子が望んでいることが、この男の子に見えていない。
これ以上して、2人を別つ引き金になんかなりたくない。
僕は部屋を出て最後のビールを注文した。さあ、帰ろう。これで終わりだ。
アホの店長に愚弄されてカップルの男に安く見られて、僕のハプバー通いは終わ…
終わっ…
「こんばんは」
気配もなく隣に座っていたのは…JOYさんだった。
(回収、そして撤収 2へ続く)
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2.店長に魔法のきのこについて注意すること
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「えええ、俺クスリとかに厳しいよ」
…厳しい人間が合法かそうじゃないかもわからんのか?店の責任者だろ?
「本物だったら絶対認めない。媚薬とかだったんじゃない?」
本物かどうかなんて知る訳ないでしょ…僕のじゃないんだし。確かめるのはアナタの義務でしょ?
彼の言葉に次々疑問が浮かんだが、自信たっぷりのマシンガントークに、
僕の気持は萎えていった。
おしゃべりな男性の誠意のない話は、聞くのも体力が要る。
そんで体力を温存してる間に先に気持ちが折れる。
店を少しでもいい場所にしようって気とか、ないのかなあ…
客の意見はもう少し真摯に受け止めるべきじゃないのか…
まあ…今後、ここに来るつもりもないし、別にもうええか…。
初めて会った時に思ったが、やはり僕はこの男と反りが合わなかった。
話題が退屈を極めて、僕は貝から亀になった。
黙ってビールを飲んで、用が済むと首の襞に顔をうずめて甲羅に閉じこもった。
実は、さっきから隣にベタ付きで座っているカップルもやかましい。
「俺、姉さんならいいよ♪」
てめぇ新参者が誰に口聞いて…ん?
…ちょっと昔の彼氏に、似てるな。ちーくんに似てる。
ちーくんは僕が一番長く付き合っていた人だ。
僕の人格形成に大きく影響を与えた人で、彼なくして今の僕は無い。
ちーくんは彫りが深く目頭切開したような大きな目を持ち、ハーフのような顔立ちだった。
今隣の席に座っているカップルの男の子は、ちーくんをクオーターにした感じだった。
残念、カップルに興味無いんだよな…ってマテ。
ミッション変わってるから!
イカン…お尻に根が生えて動けない…。相変わらず酒を飲むと意志薄弱な自分だ。
気がつけばいつの間にか仰向けになった彼のポールポジションを弄んでいた。
そこでやっと我に返る。大体にしてこの子の彼女…絶対2人にするの納得していない。
女の子が望んでいることが、この男の子に見えていない。
これ以上して、2人を別つ引き金になんかなりたくない。
僕は部屋を出て最後のビールを注文した。さあ、帰ろう。これで終わりだ。
アホの店長に愚弄されてカップルの男に安く見られて、僕のハプバー通いは終わ…
終わっ…
「こんばんは」
気配もなく隣に座っていたのは…JOYさんだった。
(回収、そして撤収 2へ続く)
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