ある日、元彼に電話した。
彼に電話は週に1度するかしないか。これはやはり付き合っていた頃に比べれば俄然少ない。
でも僕は彼に電話するのを止めようとは思わなかった。
彼は結婚しているが、いがみ合って別れたわけではない。
僕がモンさんに恋をして一方的に別れを切り出したのだ。その時彼はこう言った。
「それに、俺は駅みたいなもんだから。
いつもここに在るから、ハンターはまたふらっと立ち寄ればいい。好きなときに」
(記事:チャレンジthe真人間 記事を読むときは→コチラ )
だからきっと…僕は彼に甘えているのだろう。つい彼の優しさに身を寄せてしまう。
穏やかな彼の声を聞いていると、それだけでささくれ立った気持ちが安らいだ。
彼はこのブログのことも知っている。このブログを読めば、僕が不貞を働いていたのは一目瞭然…。
そのブログの存在を告白した時も彼はこう言った。
「会いてェな…」
(記事:おおばかもの 記事を読むときは→コチラ )
彼の心は海のようで、彼の瞳は泉のようで、僕をいくら洗っても濁ることはない。
たくさんのことを抱え込んでなお正しさを失わないのは何故だろう。
僕はいつも彼を見て感動する。きれいな魂だな、と感じる。
「最近どうよ?」
これは口下手な彼の口癖だ。話にちょっとした間が開くと、彼はよくこう言った。
「…ハプバーに行かないことにしようと思ったの」
「へえ、そりゃまたどうして?」
のんびりした彼の口調をもってしても、細かいことは言いずらい。
「…なんか…さびしくなっちゃったの。身体の関係だけっていうのがさ」
「ああ…」
彼は声のトーンをひとつ落として頷いていた。
顔を見なくてもわかる。きっとあの半拍遅れたテンポで頷いている。彼はこう言った。
「…秋だからねぇ…」
僕の中に、京都の美しい紅葉が広がった。風が吹いて舞い散るのは、赤や黄色の葉の吹雪。
笑った。心から笑えた。面白いよ。だから好き。
なにもかも秋の所為にして、僕らは行動に理由をつけるんだ。
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彼に電話は週に1度するかしないか。これはやはり付き合っていた頃に比べれば俄然少ない。
でも僕は彼に電話するのを止めようとは思わなかった。
彼は結婚しているが、いがみ合って別れたわけではない。
僕がモンさんに恋をして一方的に別れを切り出したのだ。その時彼はこう言った。
「それに、俺は駅みたいなもんだから。
いつもここに在るから、ハンターはまたふらっと立ち寄ればいい。好きなときに」
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だからきっと…僕は彼に甘えているのだろう。つい彼の優しさに身を寄せてしまう。
穏やかな彼の声を聞いていると、それだけでささくれ立った気持ちが安らいだ。
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そのブログの存在を告白した時も彼はこう言った。
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たくさんのことを抱え込んでなお正しさを失わないのは何故だろう。
僕はいつも彼を見て感動する。きれいな魂だな、と感じる。
「最近どうよ?」
これは口下手な彼の口癖だ。話にちょっとした間が開くと、彼はよくこう言った。
「…ハプバーに行かないことにしようと思ったの」
「へえ、そりゃまたどうして?」
のんびりした彼の口調をもってしても、細かいことは言いずらい。
「…なんか…さびしくなっちゃったの。身体の関係だけっていうのがさ」
「ああ…」
彼は声のトーンをひとつ落として頷いていた。
顔を見なくてもわかる。きっとあの半拍遅れたテンポで頷いている。彼はこう言った。
「…秋だからねぇ…」
僕の中に、京都の美しい紅葉が広がった。風が吹いて舞い散るのは、赤や黄色の葉の吹雪。
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