以下ネタバレです











ジュリアは余裕の笑みで私達に向かい合う。

そして、絵を置いていくのなら無事にここから出してあげるという取引まで持ち出した。

流輝さんが前回盗まれた絵がロシアの孤児院にあり、そこから取り戻したこと

その孤児院にロミオという男の子がいたことを話すとジュリアの態度が一変した。

部下に私達を捕えるよう指示するとジュリアは立ち去ってしまう。

稲垣さん、更科くん、蛭川さんが部下を食い止めてくれる。

その隙に流輝さんと私はジュリアを追った。


ジュリアを壁際まで追い詰めるとナイフをもって流輝さんへと襲い掛かろうとするが、

流輝さんがいち早くジュリアを羽交い締めにした。

すると、今までの反抗的な態度から今度は色仕掛けをしてきた。

ジュリアは流輝さんを誘い、二人隣室へと入っていく。

部屋のドアが少しだけ開いていて、中を覗き見ると、流輝さんがジュリアをベッドに押し倒し、服に手を入れていた。

流輝 「やっぱりな・・・」

流輝 「帝王切開の傷跡がある。この感じだと恐らく5年近く前」

主人公「じゃあ、子供は5歳くらい・・・」

流輝 「そうだ。ちょうど、ロミオは5歳ぐらいの子供だったな」

流輝 「なぁ、ジュリア?」

ジュリア「・・・だから、何の事よ。さっきからロミオっていう子供の名前を良く出すけど」

流輝 「お前が産んだ子供だ」

流輝 「お前が盗んだ絵画がロシアのある孤児院に飾られ、ロミオという少年が”お母さんの絵だから持って行ってはダメ”だと言っていた・・・」

ジュリア「だからそれは、私から絵を買った人物が・・・」

主人公「常識的に考えて、アナタから盗品を変えるだけの資産を持つ人が、子供を孤児院に預けるとは思えません」

ジュリア「それは・・・」

流輝 「母親が、自分のために盗みを働いていると知ったら、ロミオはどう思うだろうな」

ジュリア「・・・もうやめて!!あのこに知られるなんてこと、考えただけで・・・」

ジュリアは膝から崩れ落ち、両手で頬を覆った。

主人公「・・・全部、ロミオのためだったんですね」

ジュリア「・・・ええ、そうよ。若くしてロミオを産んだ私は、間もなく無理やり引き離されて、ロミオはロシアのどこかの孤児院に預けられたと知ったの」

流輝 「だからロミオを探しながら、ロシア中の孤児院に寄付金をしていたわけか」

ジュリア「ええ・・・。このお金がきっとあの子の元に届いていると信じてね」

ジュリア「そして、ちょうど二年前。ついに私はロミオを見つけたわ・・・」

ジュリア「でも、あんなに会いたかったはずなのに、いざとなると震えが止まらなかった。今さらどんな顔で会えばいいんだって、怖くなってしまったの」

ジュリア「だからせめめ、私が好きで良く見せていたレドーナの絵を送って、少しでも私のことを思い出して欲しかった・・・」

流輝 「・・・理由はわかった」

流輝 「だがな、こんな汚い金じゃ、きっとあいつも喜ばない。アンタも分かっているんだろう」

ジュリア「・・・ええ、そうね。本当に何でこんなこともわからなかったのかしら・・・」

自嘲気味にジュリアは笑い、大粒の涙を流し続けた。


後日警察署にジュリアを届けた帰り道、

少し前を歩く流輝さんの背中を見ながら、私は久々に訪れた平穏な時間を噛みしめていた。






選択肢

・待ってくださいよ!

・冗談でも許しません




*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:


ジュリアの色仕掛けも予想通りだった( ´艸`)

でも、ほんとに以前流輝くんとどこかで会ってるのかな?

あれはカマかけただけってこと?


次で終わりじゃん!

ハピエンとれるかな?

ん~無理かも (^▽^;)