以下ネタバレです
姫が目の前で攫われた。
その事実は、私達に大きな衝撃を与えた。
そして、翌日。いよいよ議会の日。
最終打ち合わせをする。
流輝 「ブルガーニャも、姫も、そして美術品も、全部助けるぞ!」
みんな「おお!」
そして、私と健至は、再び城内へと侵入した。
私達の任務は姫の救出だ。
捕まった姫のいるところ・・・
私達が閉じ込められていた牢へと向かうと2人の兵士に銃を向けられている姫を見つけた。
健至が素早く2人の兵をやっつけ、縄で縛り上げる。
姫を救出すると・・・
べリス「怖かった・・・」
そう言って抱きついて来た。
主人公「姫、大丈夫です。もう大丈夫ですから・・・」
姫が落ち着くまで、抱きしめながら頭を撫でる。
それは、いつも健至が私にやってくれている事だった。
べリス「・・・ごめんなさい。少し取り乱しました。急ぎましょう」
主人公「え?」
べリス「エルマルは・・全てをブラックフォックスのせいにして、権力を手に入れるつもりです。止めなければ」
べリス「お願いです。私を、議会に連れて行ってください!」
議会では、エルマルの臨時の王就任について、議決が採られようとしていた。
私達は隠れて議会の様子を見守る。
健至 「よし、行くぞ。二人とも、しっかりオレに掴まってろよ?」」
議員A「では、改めて決を採ります。エルマル殿が臨時の王に就かれるのに、賛成の方・・・」
べリス「お待ちなさい!」
ガシャーンッ!
議員B「天井が・・・!ひ、人だ!人が降ってきたぞ!」
エルマル「お、お前らは・・・!」
派手にガラスをぶちまけながら、私達は広い机の上に着地する。
エルマル「まさか・・・」
べリス「お久しゅうございます。私は、ブルガーニャ王国第一王女、べリス・ブルガーニャです」
べリス「皆の者、私が不在の間よくぞ国を守ってくれました。心より感謝いたします」
べリス「エルマル・・」
エルマル「な、なんですかな?」
べリス「あなたの悪事もこれまでです」
エルマル「っ・・・!」
議員A「ど、どういうことですか?姫!」
べリス「美術品の窃盗、損壊、および横領。更に王女である私への誘拐、監禁、そして・・・殺人未遂。もはや言い逃れはできません」
室内がざわつく。
エルマル「ぜ、全部デタラメです!嘘っぱちです!それに隣にいるのは、あの悪評高いブラックフォックス!奴らが姫を洗脳しているのです!」
主人公「なっ・・・!」
健至 「コイツ!」
ざわざわと、更に場が混乱する。
べリス「静まりなさい!」
姫の凛とした声が響き渡った。
一瞬にして、室内が静まりかえる。
べリス「確かに、この方たちはブラックフォックスです。ですが、世間で言われているような悪い方では決してありません。もともとブラックフォックスは、義賊だと国民の間では良い対象として見ていたはず」
べリス「エルマル、あなたが美術品を盗み、その罪を全てブラックフォックスに擦り付けていたのも、私は知っていますよ?」
エルマル「ぐっ・・・」
この状況でもなお、罪を認めようとしないエルマル。
そこへエルマルの部屋へ侵入していた宙くん・拓斗さんペアから通信。
部屋には美術品の売買契約書が・・・
そして、柳瀬さん・ボスは今夜闇ルートへ売買されるはずだった美術品を積んだトラックを回収したとの連絡。
議員たちが一斉にエルマルを見る。
エルマル「う、うそだ!あれはニセモノだ!私の私兵がやられるなんてことありえない!一体あいつらは何をして・・・!」
議員A「私兵?」
エルマル「ハッ!ち、違う。全部こいつらのねつ造だ!私は何もしていない!」
べリス「エルマル。この期に及んでまだそんなことを・・・」
さっ、とエルマルの前に歩み出る。
主人公「エルマル、ここまでよ」
私は持っていたICレコーダーのスイッチをONにする。
主人公『エルマル!ど、どうしてブルガーニャを乗っ取ろうなんて思ったの?』
エルマル『はっ、そんなことか。それは、この国が大嫌いだからさ』
べリス「これは・・・!」
健至「昨日姫を誘拐した時の!」
主人公「さぁ、エルマル。なにか言いたいことはある?」
エルマル「そんな・・・今まで計画通りだったのに・・・こんな、こんな女のせいで・・・」
エルマル「コイツ!はめやがってぇ!」
主人公「えっ・・・!」
エルマルが机に乗り上げ、掴みかかってきた。
健至 「○○!」
ダンッ!
しかし健至が前に立ち塞がり、エルマルを押さえつけた。
べリス「皆の者、これでもう分かったでしょう。エルマルは私達を、そして国民を欺いておりました。w他紙はそれに気づき、一人で極秘に調査を進めていたのです」
べリス姫は皆をぐるりと見渡す。
べリス「ここで一つ、皆に伝えておくべきことがあります。私、べリス・ブルガーニャは、明日、正式に王位を継ぎます」
べリス「私はブルガーニャを愛しています。そして、ここにいる皆も、国民も愛しております。どうか、私について来てください」
そういって、深くお辞儀をする。
もう、誰も何も言わなかった。ドレスを着ていなくとも、彼女は紛れもない女王で・・。
割れた天井から光が注ぐ。その横顔を照らしていた。
そして全てが終わり、私達は、べリス姫が用意してくれたホテルへと集合した。
みんなで今回のミッション成功を祝って乾杯。
数時間後酔いつぶれてしまった皆を残して健至と二人寝室へ移動。
健至は私を抱きしめ、ベッドへ倒れ込むとそのまま眠ってしまった。
主人公「たくさん助けてくれて・・・ありがとう。お疲れ様」
健至の頬にキスを落とす。
そして、その腕に抱かれたまま、私も眠りについたのだった。
選択肢
・健至だって
・大好き
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明日で終わりだね~( ´艸`)
久しぶり過ぎてドキドキ![]()