以下ネタバレです







預かった彫刻が無くなった・・・

『このままでは国際問題に発展するかもしれない』

心配する館長にリーダーという事もあり私が探すことを申し出た。


その夜・・・

流輝 「犯人は博物館の内情を熟知している人物だろうな」

主人公「やっぱりうちの内通者がいるんでしょうか・・・」

宙  「それか、ブルガーニャ側にね。もしくは両方かも」

主人公「はぁ・・・」

健至 「○○はどうしたい?」

主人公「え?」

流輝 「オレ達を呼び出したってことは、なにか言いたいことがあるんだろう?」

主人公「・・・取り戻したいです。そのために、皆さんの力をお借りしたいです。お願いします!」

健至 「よし、よく言った」

主人公「え?」

宙  「彫刻もだけど、○○ちゃんを悲しませるなんてそれだけで許せないもんね」

流輝 「美術品の奪還はオレ達の目的から外れるわけではないからな」

主人公「みなさん・・・ありがとうございます!」

ピピ

拓斗 「出た。街中の監視カメラを探してたらあったぞ。博物館前に昨夜止まっていた怪しい車と同じものが」

拓斗 「犯人のヤツ、ご丁寧なことに博物館の監視カメラは徹底的に避けてやがる。さすがに車までは避けきれなかったみたいだけど」

主人公「それで、その車はどこですか?」

拓斗 「ここ」

車があった場所は今は使われていない廃ビルだった。

車のナンバープレートは外され乗り捨てられているのか、まだビルに犯人が居座っているのかわからない状況。

健至と2人でビルへと潜入し捜索。

健至 「だいぶ奥まで来たな・・・」

主人公「うん・・・」

(犯人・・・ううん、せめて彫刻だけでもあるといんだけど・・・)

健至 「・・・ん?」

健至 「○○、ストップ」

主人公「どうしたの?」

健至 「しっ。誰か来る」

その言葉通り、向こうから人が一人やってきた。

シルエットからして小柄のようだが・・・

???「っ、誰!?」

拳銃を取り出した犯人の腕を捻り上げる健至。

だが、折角捕まえた犯人を健至は手を離してしまう。

???「お前達が誰だかはわからないが、ここは危険だ。早く逃げなさい」

主人公「え?ちょっと・・・!」

窓枠に足をかけ、ふわりと身を翻す。

健至 「待てっ!」

主人公「あっ・・・!」

(行っちゃった・・・)

主人公「今の誰だったんだろう?」

健至 「・・・」

主人公「どうしたの?ぼーっと手、見つめて」

健至 「い、いや。なんでもない」

健至 「それより、去り際のアイツの言葉・・・何か嫌な予感がする」

主人公「早く逃げろってやつ?ウソかもしれないし。それに、まだ探し終えていないところがたくさんあるのに・・・」

健至 「アイツは敵って感じがしなかった。むしろ・・・」

主人公「健至?」

健至 「・・・○○、一度戻ろう」

そうして踵を返した、その時。

ドンッ!

ゴゴゴゴゴゴ・・・・

健至 「○○!伏せろ!」

ドォン・・・ッ!!

健至が覆い被さってくると同時に、2度目の爆発音が、ビル全体に響いた。

主人公「・・・ん」

健至 「○○・・・」

主人公「え・・・健至!」

目を開けると健至が馬乗りになっていた。

そしてその背中には、大きな瓦礫が。

健至 「よ・・・っと」

背中に乗っていた瓦礫を横にのける。

健至 「ふぅ、さすがに重かったな」

主人公「ホ、ホントに大丈夫なの?どこか痛いとことか・・・」

健至 「ハハッ、平気だよ。オレは頑丈に出来てるから。それにこういう時に○○を守るために鍛えてるんだからさ」

ぽん、と軽く頭を叩かれた。

健至 「本当に無事で良かった・・・」

主人公「っ、健至・・・!」

健至 「わっ!」

思わず抱きつく。

健至程ではないけれど、力いっぱい抱きしめた。

健至 「・・・ハハッ、ちょっと怖かったな。ごめんな?」

主人公「ううん・・・」

健至も抱きしめ返し、頭を撫でてくれる。

どこまでも優しい健至に、少しだけ涙が滲んだ。

健至 「それにしても、まさかいきなり爆発するとは・・・アイツの言っていたことは正しかったってことか」

主人公「そうだね・・・」

(一体あの人は誰なんだろう?偶然居合わせただけなのか、それとも・・・)

健至 「とりあえず、崩れる前に戻ろう」

主人公「うん・・・」


メンバーと合流し、黒狐へと戻る、が、みんな黙ったままだ。

危険な目に遭わせてしまい怒っているのかと思っていると・・・

宙  「あのね、僕達がさっきから黙ってたのは二人にすごく言い辛いことがあって・・・・」

ボス 「それはね・・・」

白い石の欠片のような物を差し出される。

主人公「これって・・・」

健至 「おい、まさか・・・」

流輝 「『花と淑女』。お前が探していたターゲットだ」

宙  「多分・・・っていうか、絶対にあの爆発の時に、一緒に・・・」

主人公「・・・わかりました。明日、館長に報告します。協力してくれてありがとうございました」

その後みんなが明るく振る舞ってくれている気遣いが嬉しかった。

健至 「そういえば、ビルから誰か飛び降りてこなかったか?顔をスカーフで隠した小柄な・・・・」

流輝 「いや、誰も見ていないが。中に誰かいたのか?」

健至 「ああ、人数は一人だったけど。そいつはオレ達に早く逃げろって言ったんだ。その後、すぐに爆発が起こった」

宙  「なにそれ。犯人じゃないってこと?」

健至 「分からない。けど・・・」

流輝 「どうした?」

健至 「い、いや・・・」

流輝 「敵にせよ味方にせよ、その人物は何か知っている可能性が高いな」

健至 「ああ。もう一度会って話を聞いてみたいんだ。気になることもあるし・・・」

流輝 「それじゃ、今後の動きはその謎の人物の探索ってことで。今日はこれで解散だ。各自ゆっくり休んでくれ」

(明日・・・そうだ、明日は二回目の打ち合わせがあるんだ)

壊れてしまった淑女の顔を見つめる。

(ごめんね・・・守ってあげられなくて・・・)

怪盗として、学芸員として、胸に辛い思いが残った。






選択肢

・私も行くよ

・ブラックフォックスに入ってよかった



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健至、まさか・・・( ´艸`)