以下ネタバレです
飛行機を降り到着ゲートを抜けると、見知った顔ぶれに気付く。
カジノのメンバーが迎えに来てくれていた。
皐月 「お帰りなさい、二人共」
未来 「ちょっとー!来なくていいって言ったじゃん!」
未来くんは顔を真っ赤にして照れたように言う。
遼一 「お前にとって節目の日でしょうが。ちょっとは祝わせなさいよ」
節目の日って、なに?
皆から一斉に声をかけられ、未来くんはふうと息を吐く。
未来 「・・・ねぇ、みんな」
遼一 「なんだよ」
未来 「僕の反応を見て、面白がってるでしょ」
みんなは顔を見合わせてから、私達に向かってにっこりと笑みを浮かべる。
一同 「大正解」
未来くんは大きくため息を吐いてから、困ったように笑った。
未来 「・・・でも、うれしい。ありがとね、みんな」
ぽん、と皐月さんが未来くんの肩に手を置く。
皐月 「よかったな、未来」
未来 「・・・うん!」
(未来くんって、みんなに愛されてるなぁ・・・)
平日のお昼前、カフェの片隅でみんなとお茶をしている。
私達はみんなへのお土産を渡していく。
いつも通り、遼一さんには他の人とは少し違ったお土産。
遼一さんは不満そうだ。
遼一 「・・・○○」
主人公「は、はい・・・」
遼一 「未来には言わないでおいてやるから、後でエロいことでもするか?」
うんっ!是非 (///∇//)
未来 「遼くん。いーい?本当にヤっちゃうよ?」
(あー・・・またいつものケンカが・・・)
未来くんと遼一さんがケンカを始めた頃、千早さんが小声で言った。
千早 「未来が、本気で怒ったそうだね」
主人公「・・・はい」
千早さんが、優しく微笑んでくれる。
千早 「・・・彼は大切なものをなくしてしまうことが、一番怖いだろうからね」
皐月 「未来は自分の痛みには鈍感なんですが、他人が傷つけられることにはとても敏感ですから」
皐月 「本人は絶対に言わないでしょうけど、この一年、未来は本当に頑張ってたんですよ」
千早 「自分が危ない仕事をしているから、君に危害が及ばないようにね」
悠月 「出来るだけ裏の仕事をセーブしていきたいって話をした時に、全面的に応援しようってことになってさ」
主人公「あ・・・もしかして、だからこの間の海藤会長との打ち合わせの時、来てくれたんですか?」
ノエル「うん、そう。未来は危ないから良いって言ったけど、無理矢理手伝った」
未来くんとの戦いに何かしら決着をつけたらしい遼一さんが、話に加わってくる。
遼一 「あの依頼を無事にこなせるかどうか。お前らの将来がかかった大仕事だったんだろ?」
悠月 「そんな節目の仕事、ちょっとは協力してやりたいじゃん?」
あ~そういうことか・・・(^~^)
未来 「もう~!泣きそうになるからそーゆーのあんまり言わないでっ!」
遼一 「泣け泣け~!」
未来 「絶対泣いてあげないっ!」
主人公「・・・未来くん、本当に愛されてますね」
遼一 「なーに言ってるんだ。○○、お前の事も気に入ってるから手伝ったんだぜ?」
(えっ・・・)
カフェでの、ささやかなひととき。
みんなのやさしさが伝わってきて、心がほんのりあったかくなった。
この後、未来くんの取材があるので一緒に未来くんの家へと帰ってきた。
主人公「ね、未来くん。一つ聞いていい?」
未来 「・・・なぁに?」
主人公「未来くん、最後に宮尾さんに言ってたでしょ?海藤会長に直接言われたくない言葉を言われるのが、怖いのかって。あれ、どういう意味だったの?」
未来 「・・・気になる?」
主人公「うん。ちょっと」
未来 「『お前は関係ない』」
主人公「・・・え」
未来 「多分、彼が一番聞きたくなかったのは、そういう言葉だよ」
自分の親からそんなこと言われたらショックだ (ノ◇≦。)
主人公「どういうこと?」
未来 「彼が海藤の邪魔をしていたのは、それが彼の仕事だったから。海藤が損をすることで得をするクライアントからのね」
未来 「彼の気持ちなんてわからないけど・・・いろいろ複雑だったんじゃないかって思うよ」
主人公「・・・そっか」
未来 「僕も、あんなふうになってたかも」
未来くんがぽつりと呟く。
未来 「・・・親も友達も捨てないと、あの世界じゃ生きていけないから」
未来くんは穏やかに笑う。
未来 「だからね、○○ちゃんとこんなふうに過ごしていられること・・・僕にとっては奇跡みたいなことなんだよ」
未来 「一緒にいてくれて・・・ありがとーね。○○ちゃん」
主人公「私の方こそ、ありがとう」
未来くんは、私をぎゅっと抱きしめてくれる。
未来 「・・・大好き」
主人公「うん、私も」
大好きな人と大好きと言い合えること。
・・・大切だと伝えられること。
その気持ちを受け入れてもらえる事。
全部、私にとっては奇跡みたいなもので、かけがえない。
(・・・未来くんとの、この後の取材。喜んでもらえるといいな)
実は、次の取材では未来くんにささやかなサプライズを用意している。
未来くんは私にたくさんの気持ちをくれるけれど、私だって彼に何かしたい。
主人公「未来くん、疲れてる?」
未来 「ううん、僕は大丈夫。飛行機の中で寝たし・・・」
主人公「じゃあ、これから取材に行ってもいい?」
未来 「いいけど・・・○○ちゃんこそ大丈夫?ちょっと寝てからでもいいよ?」
主人公「私は大丈夫。早く未来くんに見せたいんだもの!」
未来 「・・・?」
不思議がる未来くんを連れて、私は早速目的地へと向かった。
未来くんと一緒に訪れたのはしおかぜ園のそばの公園。
いろとりどりの花が咲き誇っている。
未来 「ここで、取材?」
主人公「うん、そう。この取材でおしまいだよ」
花畑に、手には、花苗をもって女性が訪れる。
彼女はその花をそっと花畑に植える。
未来 「何をしてるんだろう」
主人公「未来くんに『ありがとう』って伝えたい人たちに、ここで花を植えてもらうようにお願いしたの」
未来 「・・・え?」
主人公「ネットで呼びかけてみたんだ。だから、この花畑は、未来くんへの感謝の気持ちの表れなの」
未来くんは、驚いた顔で私を見る。
いつもみたいに、すぐに反応を返してくれるものだと思っていたのに、未来くんはしばらく黙りこんでいる。
未来くんはそばにあった花を撫でるように触れてから、顔を上げる。
未来 「・・・○○ちゃん」
主人公「・・・うん?」
未来 「ゴメン・・・言葉にならないや・・・」
未来 「どうして、○○ちゃんって・・・こんなふうに予想外の事ばっかりしてくれるの・・・」
主人公「未来くんほど、上手にはできないよ」
未来 「・・・上手だよ」
未来くんは、私をそっと抱き寄せる。
そうして、ゆっくりと唇を重ねる。
主人公「・・・待って、取材がまだ・・・」
未来 「・・・もうちょっとだけ。このままでいさせて・・・」
未来くんはそう言うと、再びやさしく私にキスをする。
花の香りに包まれながら、私は未来くんの背中に手を回した。
選択肢
・すごくうれしい
・私の方こそありがとう
*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:
花畑かぁ~
良く考えたよね
ホント綺麗だろうな・・・
それにしても、カジノのメンバーがでてくると
すごくテンション上がるわ ( ´艸`)
一人一人と絡みたい!
(特に千早さんと遼一 (///∇//) )