以下ネタバレです






~♪

携帯のアラームで目を覚ますと、未来くんはすでに仕事をしていた。

無理はして欲しくないけど、今は無理をしなくてはいけない状況。

私は未来くんに何かお手伝いできないか考え、朝食を作ることにした。

未来くんのリクエストは『カレー』

母に教えてもらったとっておきのレシピでカレーを仕上げると未来くんと一緒に食卓につく。

未来くんは、ぱくぱくと美味しそうに食べてくれる。

なんだかうれしくてじっと見ていると、未来くんが小首をかしげる。

未来 「・・・なぁに、○○ちゃん」

主人公「ううん、なんか作り甲斐があるなーと思って。・・・うれしいの」

未来 「僕、毎日食べてたいよ。○○ちゃんのゴハン」

  作ってあげるよ~о(ж>▽<)y ☆

未来くんの天使の微笑みに『もう何でもしてあげたい!』みたいな気持ちになってしまった。

食事を終えると未来くんが紅茶を淹れてくれる。

主人公「・・・未来くんの仕事って、時々せつない」

未来 「どうして?」

主人公「だって、未来くんがその人にとってすごく大切な仕事をしても、その人には気付かれないこともあるでしょう」

未来 「うん。・・・でも、それでいいのかなって思う」

主人公「・・・え?」

未来 「だって、僕もいろんな人たちが仕事をしてくれてる恩恵を受けてるんだもん。たとえば水だって、水道局で働いてくれてる人たちのおかげだし・・・だから、みんなきっと同じだよ。自分の精一杯の仕事をやったらいいんだよ」

未来 「あ」

未来 「家事も絶対仕事のうちに入れてねっ!」

(未来くんの仕事に対する考え方、やっぱり好きだなぁ・・・)

  最近サボり気味だから反省(_ _。)

未来 「だから、○○ちゃんだってそうだからね?」

主人公「・・・え?」

未来 「○○ちゃんが作ってる雑誌、きっとたくさんの女のコたちが読んでるよ。で、どこかのブランドの服が売れたり、モデルが有名になったりする。だから、○○ちゃんもスッゴイお仕事してるんだよ~!」

未来 「そーだ。○○ちゃん、どんな企画で別冊を作ろうとしてるの?」

主人公「あ、うん。あんまりわざとらしくやるのもよくないから、だから、未来くんの旅行記みたいな形で見せたいんだけど・・・」

未来 「ん、わかった。明日からシンガポールに行くから、そうしよ」

主人公「えっ・・・シンガポール?」

未来 「うん。今回抱えてる仕事で、シンガポールに行くから。ついて来てね、○○ちゃん」

主人公「うん、わかった」

未来 「今日は、午前中に事務所で仕事片付けて、午後からは明日の打ち合わせだよ。なので、午後は・・・○○ちゃんにちょっと変装してもらいます!」


待ち合わせの時間、私は未来くんとレストランに出かけた。

雑誌には載らない、会員制の高級レストラン。

今日の未来くんは、眼鏡をかけて変装中。

彼が変装している姿を見るのは、久しぶりだった。

私は未来くんの見立ててくれたドレスを着ていた。

未来 「ふふっ。ところで、今日、僕らには強い見方がついてます~」

主人公「・・・え?」

?? 「ったく・・・まさかオレ達まで巻き込まれるとはな」

?? 「仕方ないよ。僕達も共犯と言えば共犯だからね」

振り向くと、そこにはカジノのみんながいた。

主人公「な、何で!?」

皐月 「今夜の仕事は危険度が高いそうですからね。私達もささやかながらお手伝いしようかと」

主人公「でも、みなさんだって危ないんじゃ・・・」

悠月 「バッカだな、オレ達がそんなヘマすると思ってるのか?」

千早 「大丈夫だよ。今夜は木刀も持ってきたしね」

  千早さん・・・木刀なんて持って来ちゃ・・・(^▽^;)

遼一 「大丈夫かな・・・」

遼一 「・・・オレ、だいぶ体がなまってるんだけど。小説家になってからロクに運動してないぜ?」

  そっちの心配なんだ(^▽^;)

ノエル「オレは反射神経くらいしか・・・戦えるかな・・・フォークとか投げればいい?」

  そんなに危険なの?

なんだか話について行けてない。

  うん、私も・・・(^▽^;)

未来 「みんな、今回の話をしたら、僕と警護にあたってくれるって言ってくれたんだ」

主人公「そ、そうなんだ」

  今回の仕事って警護の仕事なの?

それにしても、圧倒されるような光景だった。

(未来くん、何を考えてるんだろう・・・?)

支配人「影山様、海藤様が奥のVIPルームにてお待ちです」

未来 「わかりました。じゃ、みんな所定の場所に待機しててね」

私達はみんなに見送られながら、VIPルームへ向かった。


VIPルームには恰幅の良い男性が待っていた。

未来くんとにこやかに握手を交わす。

海藤 「このたびは、こちらの件でご迷惑をかけて申し訳ありません。週刊誌の件はこちらで処理させて頂きましたので」

未来 「そうですか」

  ホッと一安心(*⌒∇⌒*)

海藤 「こちらの女性が、影山さんの婚約者でいらっしゃいますか」

未来 「そうです。今回、シンガポールにも同行させて頂きます」

海藤 「あなたにもご迷惑をおかけいたしますが・・・どうぞよろしくお願いします」

主人公「・・・いえ、こちらこそどうぞよろしくお願いします」

未来 「早速ですが、私の方で調べた黒幕についてお話しさせて頂いてよろしいでしょうか」

海藤 「ええ。よろしくお願いします」

未来くんはノートパソコンを取り出すと、テーブルの前で海藤会長に見えるように置く。

未来 「・・・この男性です」

海藤会長は大きく目を見開いて、画面を食い入るように見つめている。

海藤 「彼は・・・」

未来 「ご存じでいらっしゃいますか」

海藤 「知っているも何も・・・私の子供だ。認知はしていないが・・・」

(えっ・・・宮尾さん、この人の子供なの!?)

海藤会長は一瞬ためらってから、未来くんの目をしっかり見据える。

海藤 「私は彼が何と言っても認知するつもりはないんです。今の家族が大切なので、事を公にしたくもない。そのためなら、何でもしますよ」

未来 「彼の狙いは、息子だと認めるよう海藤会長に思い直してもらう事、ということですか?」

海藤 「おそらくは」

なんとなく、不思議に思う。

なんだか盛大な親子ゲンカに巻き込まれているような気がしてきた。

未来 「・・・わかりました。とにかく、次の商談を・・・」

そのとき、未来くんがハッとしたような表情になる。

私は彼の緊張に合せて身構える。

未来 「○○ちゃん、右に倒れて!」

主人公「は、はいっ!」

私が右に倒れ込むと、未来くんが海藤会長を庇うように飛び出す。

さくっ!

何かを刺すような音がして、顔を上げる。

すると、革張りのソファにナイフが突き刺さっていた。

  よかった・・・未来くんが怪我したのかと思った(^_^;)

お互いの無事を確認していると、ノックの音が聞こえてきた。

海藤部下「・・・北大路と名乗る方が、犯人を捕まえたとのことですが」

未来 「私の仲間です。通して頂いてもよろしいですか?」

海藤 「もちろん」

ドアが開いて、皐月さん達が入ってくる。

皐月さんが縛り上げているのは、宮尾さんとは似ても似つかない別人だった。

未来 「ね、どうしてこんなことしたの?何が目的?」

犯人 「絶対話さないぞ!」

未来 「・・・ね、あんまり僕、気が長い方じゃないんだ。さっさと吐かないと、死んだ方がマシって思えるようなことしちゃうけど」

犯人は怪訝な表情で未来くんを見つめ、やがて目を見開く。

犯人 「お、お前・・・っ、あの影山未来!?やめてくれ!話す、話すから!」

未来 「よくできました」

犯人の怯えっぷりに、私は未来くんをちらりと見つめる。

(大の男がここまで怯えるって・・・)

(・・・未来くん、私の知らないところでどんなことをしてるんだろう・・・)

犯人 「男に頼まれたんだ。そこの男を殺したら500万やるって・・・」

そこの男と言って指さされたのは、海藤会長だった。

海藤会長は、未来くんのパソコン画面を犯人に見せながら尋ねる。

海藤 「・・・この男か」

犯人は小首をかしげる。

犯人 「いや・・・サングラスかけてて、もっとあくどい感じの男だった」

私達は顔を見合わせる。

(宮尾さんに協力者がいるってこと・・・?)







選択肢

・小悪魔スマイルだね

・未来を止める





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おおー!!!

未来くん何気に怖い!(((( ;°Д°))))


カジノメンバーの団結力は流石です(b^-゜)