以下ネタばれです









主人公「私は瑞貴と一緒にいたいです」

瑞貴 「ありがとう、○○姫」

そら 「本当にいいの?○○姫。瑞貴って、イマイチ何考えてるかわからなくない?」

瑞貴 「そらさんみたいに、考えてることがそのまま顔に出るよりいいと思いますけど」

海司 「瑞貴の国って砂漠にあるんだろ?暑くて暮らしづらいんじゃないか?」

瑞貴 「そんなことありませんよ。カラッとした気候なので、むしろ日ノ本よりも涼しく感じられるときもありますよ」

昴  「けど、日ノ本からかなり離れてるんだろ?そんな遠くでいいのか?○○」

主人公「はい。瑞貴と一緒だったら、怖くないと思うから・・・」

瑞貴 「心配しなくても大丈夫だよ、○○姫。ボクの宮殿にはカワイイ動物たちがたくさんいるし、オアシスにも囲まれた、傷も豊かな土地だから」

  ノインもいるのかな?

お婆さん「○○姫が遠くに行ってしまうのは悲しいですが・・・迎えて下さるのが皇子様なら安心ですね、お爺さん」

お爺さん「そうだね。なかなか顔を見られなくなってしまうが・・・幸せに暮らすんだよ」

主人公はい、お爺さん、おヨネ婆さん・・・」

瑞貴 「あ、○○姫と離れる事なら、心配しなくていいですよ」

桂木 「どういうことだ?」

瑞貴 「宮殿に帰れば、不思議な道具がたくさんありますから、扉を開ければ、お爺さんの家に繋がる魔法のドアとかもあります」

  どこでもドア?欲しいー!!!

  昔から欲しいものランキング1位なの~(*^▽^*)

主人公「それなら、すぐにお爺さんやおヨネ婆さんに会えるね!」

月の使者1「地球にも不思議な道具があるのだな・・・」

月の使者2「あなどれん・・・」

お爺さん「よかった・・・嫁に行っても、○○姫の顔がすぐにみられる・・・こんなに嬉しいことはないよ」

瑞貴 「○○姫を幸せにするのが、僕の役目ですから。○○姫が大切に思ってる人も幸せにしないとね」

主人公「瑞貴・・・ありがとう」

瑞貴 「○○姫には、これを・・・」

瑞貴は私の手を取ると、手の上に星形にカットされた宝石を乗せた。

主人公「綺麗な宝石・・・」

瑞貴 「その宝石を覗いてごらん?」

主人公「え・・・わ!宝石の中に満天の星空が見える・・・!」

瑞貴 「僕から○○姫への結婚の証です。幸せになろうね」

主人公「うん・・・」

瑞貴の顔が近づいてきたと思った時・・・急に視界が真っ暗になった。

(え!?いきなり、どうしたの!?目隠しとかされてる訳じゃないよね!?)

???「○○!?」

視界が戻ったと思うと、目の前には瑞貴の顔があった。

私は最初に入った、大道具の竹の中に入っている。

主人公「み、瑞貴!?え?あれ?アラブの皇子様の格好じゃない!?」

瑞貴 「よかった・・・見つかって・・・」

瑞貴がほっと息をついて、私をきつく抱きしめた。

主人公「瑞貴・・・どうしたの・・・?見つかってよかったって?」

瑞貴 「○○、行方不明になってたんだよ」

主人公「行方不明!?でも、私はずっと、この竹の中に入って・・・」

瑞貴 「うん、そのはずだったんだけど、僕が○○を迎えにきたら大騒ぎになってたんだよ」

瑞貴 「大道具の人が竹を開けたら、○○がいなくなってるって言って・・・」

主人公「え・・・」

瑞貴 「みんなで確認したけど、竹の中にはいなくて、部室中を探しても見つからないし・・・・」

主人公「そうだったんだ・・・。みんなが今、居ないのって・・・」

瑞貴 「○○を探しに行ってる」

(ということは・・・もしかして、私は本当におとぎ話の世界に行ってたってこと!?)

瑞貴 「消えた竹の中から、また出てくるなんて不思議なこともあるんだね。○○、もしかして手品の練習とかしてた?」

主人公「完全に消える手品が出来たら、プロの手品師になれちゃうって!」

主人公「それより・・どうして、瑞貴は私を見つけられたの?この竹はみんなが調べたんでしょう?」

瑞貴 「なんとなく・・・○○がこの竹の中にいる気がしたんだ。それで、フタを開けてみたら、○○がいたの」

主人公「そうだったんだ・・・」

これまでの出来事を知りできずに混乱していると、手に何かを握っているのにきがついた。

主人公「あれ・・・これ・・・・」

瑞貴 「星形の宝石?綺麗な色だね」

主人公「これ、瑞貴がくれた星空が見える宝石だ・・・」

瑞貴 「え?僕、○○にこんな宝石あげてないけど・・・」

主人公「こっちの瑞貴じゃなくて、アラブの皇子様の瑞貴の話なの」

瑞貴 「アラブの皇子様?そういえば、さっきもおかしなこと言ってたよね・・・」

主人公「信じてもらえないかもしれないけど・・・私、おとぎ話の世界に行ってたのかもしれない・・・」

瑞貴 「おとぎ話の世界?」

主人公「そこで、お父さんそっくりのお爺さんが、竹から私を見つけるの。私はかぐや姫みたいになって・・・桂木班の皆さんが求婚に来たんだよ」

瑞貴 「その中に僕も入ってたってことかな?」

主人公「そうなの。無好きはアラブの皇子様でね、みんなで鬼退治に行って・・・」

瑞貴 「かぐや姫が途中で桃太郎になってるよ?」

主人公「私もそれは不思議だったんだけど・・・鬼退治を済ませて、誰と結婚しますかって話になって・・・」

瑞貴 「もちろん、○○は僕を選んでくれたよね?」

主人公「うん。結婚の約束をした時に瑞貴がくれたのが、この星形の宝石だったんだけど・・・・」

(こんな石、私は持ってなかった。本当に、おとぎ話の世界の瑞貴がくれたのかな・・・)

主人公「ごめんね。こんな話、信じられないよね」

瑞貴 「そんなことないよ、○○」

主人公「瑞貴・・・」

瑞貴 「その宝石を見てると、僕も不思議な気持ちになる。僕は○○が本当におとぎ話の世界に行って来たって信じるよ」

主人公「そんなこと、ありえるかな・・・」

瑞貴 「ありえるよ。不思議なことなんて、いくらでもあるんだから」

瑞貴 「でも、○○が現実世界に帰ってきてくれてよかった」

瑞貴がぎゅっと強く私を抱きしめる。

瑞貴 「おとぎ話の世界の僕はアラブの皇子様だったんでしょう?同じ僕でも、○○を渡すわけにはいかないから」

  瑞貴~(〃∇〃)

主人公「瑞貴・・・」

瑞貴 「○○に求婚するなんて・・・別世界の僕に妬いちゃうな」

主人公「でも、それは、どんな世界に行っても、私は瑞貴が好きだってことだよ?」

瑞貴 「んー・・・そういう言い方をされると、嬉しくなっちゃうなぁ」

クスッと笑った瑞貴がそっと唇を重ねる。

どんな世界に行っても、私が選ぶのは瑞貴だけ・・・

そう思いながら、星形の宝石を大切にポケットにしまった。





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瑞貴ならこんな非現実の話も信じてもらえるよね( ´艸`)


みんなにはなんて言うんだろう・・・?

居なかったはずの竹の中から出てきたんだもん