以下ネタバレです









リカー号とシリウス号を行き来する生活。

どっちつかずになってしまっている日々に、ケジメのなさを感じた私はロイさんに相談することにした。

主人公「私がシリウス号に行くの、嫌ですか?」

ロイ 「そりゃ・・・まあ、シリウスにいるよりはリカーにいてくれた方が嬉しいけど・・・でも、○○はシリウスに長くいたワケだし、向こうに居たい気持ちはわかる」

主人公「ロイさん・・・」

ロイ 「もちろん、○○の気持ちを最優先するが・・・でも、オレの傍にずっといてくれるなら、当然そっちの方が嬉しいな」

(そうだよね・・・)

ロイ 「でもな、○○。オレが一番大切にしていたいのはお前の笑顔だ。シリウスに行けなくなって、哀しい顔をさせるくらいなら・・・このくらい何ともないぞ?」

  おっ!?ロイ良い事言うじゃん!!(°∀°)b

主人公「ありがとう、ロイさん」

  じゃあ、気兼ねなくシリウスに行きます!!

ロイ 「オレは心の広い恋人だからな!」

  この言葉がなかったらもっといい人だと思います・・・

ロイ 「さあ!○○!思いっきり抱きついてきて良いんだぞ!」

主人公「はい」

私はロイさんの背にぎゅっと腕を回した。

ロイ 「!?」

ロイ 「ほ、本当に○○から抱きついてきてくれた!?」

ぎゅーっとロイさんが私を強く抱きしめる。

赤くなりながらも嬉しそうに微笑むロイさんに・・・

私はきちんと、ケジメをつけようと心に決めた。


シリウス号には手伝いに行けない・・・

その旨を伝えるために、私はシリウス海賊団のみんなに手紙を書くことにした。

  えっ!?Σ(・ω・ノ)ノ!

感謝の気持ちと、今でもシリウス海賊団の事は大切に想っているという事を、手紙に綴る。

いざお礼の手紙を書き始めると、書きたいことがあり過ぎて困ってしまう。

1日で書き終ることは出来なくて、私は数日の時間をかけて、シリウス海賊団のみんなにお礼の手紙を書いた。

そして数日後・・・。

ちょうどリュウガ船長への手紙を書き終えた時、ロイさんが船長室から出てきた。

ロイ 「○○・・・手紙、書き終ったのか?」

主人公「ロイさん・・・気が付いてたんですか?」

ロイ 「なんとなく・・・な」

主人公「いろいろ書いてたら、思ったよりも時間がかかっちゃいました」

ロイ 「そ、それでな・・・オレも○○に見せたいものがあるんだ」

主人公「私に見せたいもの・・・ですか?」

ロイ 「ああ、ちょっとこっちに来てくれ」

そう言って、ロイさんが私の手を引いて向かったのは船長室だった。


船長室に入ると・・・

なんと部屋の内装が変わっていた。

そして、部屋の真ん中には大きなベッドが配置されている。

主人公「あ、あの・・・ロイさん、これって・・・」

ロイ 「なんていうか・・・その・・・」

ロイ 「気分転換だ!」

  あっ、そうなの?よかった~(-。-;)

ロイ 「同じ部屋でずっと過ごすのも飽きるだろう?」

主人公「でも・・・どうして天井に私の肖像画が・・・」

  えーっ!!!Σ(゚д゚;)

ロイ 「あれはベッドに寝転ぶと、ちょうど○○目が合うようになってるんだ!」

  気持ち悪いってば!!

ロイ 「良いアイデアだろう?」

  全然!!マジ嫌!!

主人公「・・・恥ずかしいので、外してくださいっ!」

ロイ 「なぜだ!寝る直前まで○○の顔が見られるし、起きてすぐに○○の顔が見られるんだぞ?」

ロイ 「あ!でも・・・」

ふっと気付いたようにロイさんが口元を抑えた。

ロイ 「○○がここで一緒に寝てくれるようになれば・・・肖像画なんかいらないのか・・・」

主人公「え?」

ロイ 「いやいや!こっちの話だ!」

  シャイなんだろうけど・・・やっぱりシリウス号のみんなの方がはっきりしていて好きだわ

ロイ 「それより、ほら、この花!グラスカーネーション!○○、好きだって言ってただろ?」

主人公「え、はい・・・でも、珍しいお花で滅多に手に入らないって、ファジーさんが・・・」

ロイ 「この間寄ったトコナツの島で、たまたま咲いてたんだ。○○が本を見て、本物が見て見たいって言ったのを思いだしたからちょっと山に行ってな・・・」

主人公「あ・・・山登りして来るって言って、足を怪我してきた時ですか!?」

  ロイらしいね・・・ただじゃ帰ってこない( ´艸`)

ロイ 「あんなもん、ケガの内に入らない!コイツが崖っぷちに咲いてたから、採るときにちょっと足を滑らせただけで・・・」

主人公「ロイさん・・・」

ロイ 「好きな女に好きな花も贈れない男でどうする!オレはリカー海賊団のロイ様だぞ?」

  リカー海賊団のロイは置いといて・・・花贈ってくれるのは嬉しい(*゚ー゚*)

ロイ 「あとは、ほら・・・ヤマトのおこうとか、お茶とか・・・いろいろ用意した」

ロイさんは何度か視線を彷徨わせてから、私を見つめる。

ロイ 「○○がいろいろ考えて、ケジメをつけるというなら・・・オレだって、男としてきちんとしなくてはと思った」

主人公「ロイさん・・・」

ロイ 「○○、オレは寝る時は全裸だ・・・それでもいいか?」

  イヤです!!絶対っ!!!!!

主人公「え・・・?」

ロイ 「あ、いや!つまりだな・・・ゴホン!オレとこの部屋で一緒に暮らさないか?」

ロイ 「○○・・・お前がシリウスを離れて寂しい気持ちはわかる。だが、オレがずっと傍にいて、寂しいなんて思う間もなくしてやるから・・・だから、この部屋でオレと一緒に暮らして欲しい」

  スイマセン、お断りします( ´艸`)

主人公「・・・はい。いつも私の為に、いろいろ考えてくれて・・・ありがとう。ロイさん」

ロイ 「オレは、海賊だけどリュウガみたいにバカ強いワケでもないしな・・・でも、○○を思う気持ちだけは世界一だ!」

  はぁ・・・( ̄Д ̄;;

主人公「ロイさん・・・」

ロイさんの真摯な気持ちに私は深く頷いた。

主人公「私、きちんとリュウガ船長に話をしてきます。それで・・・リカー海賊団に入ってもいいですか?」

  えーっ!!!リカーに入るの?正式に?

ロイ 「オレはもちろん構わないっていうか、嬉しすぎるが・・・」

ロイ 「○○は本当にそれでいいのか?」

  シリウスがいい・・・(T▽T;)

主人公「はい。だって・・・リカー海賊団の船長の恋人がシリウス海賊団の女じゃ、ちょとおかしいですもん」

  そうかな?それでもいいと思うんだけど?

ロイ 「・・・そうだな。ありがとう、○○」

私を抱き寄せるロイさんは、少しだけ涙まじりの声のように聞こえた。


次のシリウス号行きの日・・・

私はシリウス海賊団のみんなに、退団することを相談。

  相談なんだ・・・(-。-;)

  てっきりお別れの挨拶に行ったのかと思ったよ(^▽^;)

急にしんみりとした空気になってしまい、私も寂しくなってしまう。

リュウガ「○○、本当にいいんだな?」

主人公「寂しいですけど、今みたいな生活を続けるのも良くないと思うので・・・」

リュウガ「ま、お前らしい考え方だとは思うけどな。ようやく、1人前の海賊になってきたと思ったのによ」

リュウガ船長がガシガシっと私の頭を撫でる。

ロイ 「な、リュウガ。○○の退団の事だか・・・退団式を開いてやってくれないか?」

リュウガ「退団式?」

ロイ 「ああ。このまましんみりとお別れとかじゃなくて・・・退団式の宴で○○を送りだして欲しいんだ」

主人公「ロイさん・・・」

リュウガ「・・・そうだな。湿っぽいのはオレたちには似合わねぇ。○○を宴で送り出すっていうのも、いいかもしれねぇな」

リュウガ船長はしばらく考えて、シンさんを傍に呼んだ。

主人公「?」

リュウガ「分かったか?シン」

シン 「了解です」

  何々?連れ出してくれるの?

主人公「リュウガ船長?シンさん?」

リュウガ「いや、ここに船を泊められるか聞いていただけだ」

リュウガ「よし!○○の退団の宴を開くぞ!場所はリカー号の甲板でいいな?ロイ」

ロイ 「シリウス海賊団の退団式なのに、シリウス号でやらなくていいのか?」

リュウガ「新しい門出を祝うんだ。○○がこれから新しく生活するところでオレ達も祝ってやりたい」

リュウガ「ほら!野郎共!宴の準備だ!」

全員 「アイアイサー!」

こうして・・・私のシリウス海賊団の退団式がリカー号で行われることになった。





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今日は変態要素が少なかったし、主人公に対するロイの真摯な態度が垣間見えてよかったかな・・・と

でも、シリウス海賊団を退団しちゃうなんて・・・

いいじゃんね~。このままで!!

もうみんなとあまり会う機会が無くなるかと思うとものすごく切ない気分(ノДT)