以下ネタバレです











海兵 「裏切り者、ディアス!リュウガと共に始末してくれる!」

大広間の左右の扉が開き、銃声が響いた。

リュウガ船長が私の手を引き、守るように抱きしめてくれる。

主人公「船長・・・?」

リュウガ「ディアス・・・!?」

ディアス「・・・っ」

主人公「ディアスさん!?」

左右の兵士たちはリュウガ船長とディアスさんの銃に倒れていた。

けれど・・・

私達を守るように立っているディアスさんの身体から血が流れている。

リュウガ「ディアス!お前、どうして・・・」

ディアス「いくらお前でも・・・ここで負傷したら、セシルに勝てないだろう」

リュウガ「だからって、盾になる奴がいるか!しっかりしろ!」

主人公「ディアスさん・・・」

ディアス「貴女とリュウガは生きて幸せになって欲しい。姫の・・・代わりに・・・」

リュウガ「お前・・・前に○○を牢から逃がしたのは、もしかして・・・」

ディアス「・・・ああ。○○に姫の面影を見た・・・平和を愛した姫と○○は・・・どこか似ていた」

ディアスさんは、リュウガ船長の手を強く握る。

ディアス「オレのことはいい。リュウガ、セシルを止めろ!」

リュウガ「ディアス・・・」

ディアス「行け!姫が願った平和な世界・・・お前の手で作ってくれ・・・!」

リュウガ船長はディアスさんの手を一度強く握り返し、私の手をとった。

主人公「船長!ディアスさんは・・・」

リュウガ「オレ達には、やらなきゃならねぇことがある。ディアスの想いを無駄にするな」

主人公「・・・」

ディアスさんは剣で身体を支えるように俯いている。

(ディアスさん・・・すぐに戻ります・・・!)

私は船長に頷き、テラスへとつながる扉を開いた。


テラスにはセシル船長が立っていた。

リュウガ「セシル。少し見ない間に、ずいぶんとお偉くなったじゃねぇか」

セシル「これはこれは・・・まだ生きていたんですか?リュウガ船長」

リュウガ「お前を海の底に沈めるまでは、死ぬわけにはいかねぇんだよ」

リュウガ船長が剣を抜くと、セシル船長は笑った。

セシル「私に手を出していいんですか?多くの貴族と民の前ですよ」

セシル「・・・罪人、リュウガ!!」

セシル船長が剣を抜くと、城のあちこちの窓が開き、兵士が私達に向かって銃を構えた。

セシル「そんな小娘と2人、乗り込んでくるとは・・・貴方もどうかしている。戦いに女は不要・・・連れてくるのなら、屈強な海賊にでもするべきでしたね」

リュウガ「だから、お前は海賊王になれねぇんだよ」

リュウガ「いいか?海の王者の傍らに立つのは、華のある美女と決まってんだよ」

セシル「愚かなことを・・・海の王者の悲劇に習い、そんな女と恋に落ちたことを呪いながら死ぬがいい!」

  死ぬのはセシルよ!!

セシル「狙え!!」

リュウガ「前に行ったことを覚えてないのか?オレは○○に惚れたことを誇りに思っていると」

リュウガ「王者の悲劇だか、なんだか知らねーが・・・そんなもん、オレが変えてやる!」

セシル「終わりだ!リュウガ!」

セシル船長が発砲の指示をだすより早く、窓の兵士たちが次々と倒れていくのが見えた。

主人公「これは・・・」

ハヤテさん、トワくん、ナギさん、そしてリカー海賊団が兵士たちを退治してくれたのだ。

  о(ж>▽<)y ☆

セシル「くっ・・・小癪な・・・いいでしょう。私が直接、始末します」

セシル船長がリュウガ船長に剣を向けた時・・・

大広間の方から、いくつもの足音が聞こえてきた。

レオナルド「そこまでだ!セシル!」

シン 「お前の計画は、すでに破たんしている」

ソウシ「証人も連れて来ているよ」

セシル「フン・・・証人だと?そんな者がいるわけ・・・」

ソウシ「いるんだよ。私達が暗殺したという、フィリップ伯爵・・・彼は死んでいない」

フィリップ「セシル・・・私に剣を向けたお前の顔、忘れてはおらんぞ」

レオナルド「ドン大佐も全てを話した。もはや言い逃れは出来んぞ、セシル」

レオナルド「セシルを捕えろ!!」

セシル船長はレオナルド大佐の手によって拘束された。

リュウガ「・・・一度は貴族社会に嫌気が差したお前が、なぜ世界貴族への復帰を考えた」

セシル「たしかに私は貴族政治に見切りをつけ、海賊に身を落とした。だが・・・海賊になったところで、世界は変わらなかった」

リュウガ「・・・」

セシル「私は海賊になり、貴族だった頃とは違った方法で世界を変えようとした。けれど・・・そこで立ちはだかったのが、貴方ですよ、リュウガ船長」

セシル「貴方は変化を嫌う。海の均衡、善と悪の共生・・・それを保つばかりで、悪を退治しようとはしなかった!」

リュウガ「・・・セシル、世界はな、悪を排除したくらいで平和になるもんじゃねぇんだよ。いびつな統治は、必ずひずみを生む。それじゃ、貴族共の政治と同じだろうが」

セシル「ならば・・・貴方はどう、この海を・・・世界を支配していくというんだ!?」

リュウガ「オレは、支配なんてするつもりはねーよ。皆が、それぞれの意思で平和に生きていける世界を願っている」

リュウガ「お前だって、最初はそう言ってたじゃねぇか」

セシル「最初・・・?」

リュウガ「初めて、船長会議で顔を合わせた時だ。強者が弱者を虐げる世界を変えたい・・・そう言ってただろ」

セシル「・・・今でも、そう思っていますよ」

リュウガ「なら、余計にお前がしたことは間違いだ。世界政府公認の海賊なんて・・・それこそ、政治と武力で制圧していくことに他ならねぇだろ」

セシル「けれど!それが達成できた暁には、平和な世界が・・・」

リュウガ「本当にできると思ってんのか?恨みを持つ人間が溢れて、あちこちで反乱が起きるのがオチだ」

セシル「・・・」

リュウガ「出直して来い」

セシル「そんな事を言っていいんですか?次は・・・必ず、貴方から海賊王の座を奪いますよ」

  何度きても負けません!!

リュウガ「望むところだ」

レオナルド「セシルを連れていけ!」

セシル船長はレオナルド大佐と海兵たちに連れて行かれた。


テラスの下から貴族や民からシリウス海賊団、そして海賊王に対して称賛が飛び交う。

そして・・・

アルベルト「この度の働きに感謝し、ナナリの国では、そなたたちの罪は問わぬこととする。ゆっくりしていってくれ」

主人公「よかったですね!船長!」

リュウガ「まあな、まだ時間は欲しいからな・・・」

主人公「え?」

リュウガ「こっちの話だ。気にするな」

アルベルト「皆に紹介しよう!世界貴族会議の客人、海賊王リュウガ、そしてシリウス海賊団だ!」

貴族・民衆「わーっ!!」

リュウガ船長とシリウス海賊団に歓声と拍手が送られ・・・

リュウガ船長は海賊王の座へと返り咲いた。

リュウガ「○○、こっちへ来い」

主人公「え?」

船長に腕を引っ張られ、私はテラスで船長に肩を抱かれた。

リュウガ「いい機会だから、お披露目といこう!」

リュウガ「この女が海賊王リュウガの宝、○○だ!」

貴族・民衆「わーっ!!」

主人公「りゅ、リュウガ船長!?」

ハヤテ「いいんですか!?そんなことをしたら、○○が狙われるようになるんじゃ・・・」

リュウガ「ハッハッハ!海賊王の女だと公言した方が安全に決まってるだろう!」

リュウガ「オレの傍以上に安全なところが、この世界であると思うか?

リュウガ船長に見つめられ、私は首を振る。

主人公「船長の傍が・・・一番安全です

リュウガ「その通りだ!」

そう言うと、リュウガ船長に抱き上げられた。

リュウガ「全世界を敵に回そうとも、○○はオレが守ってやる!

リュウガ「お前は・・・海賊王リュウガの女だ!

  はいっ!(///∇//)

そう言うと、リュウガ船長は大勢の前でキスをしてくれた。

たくさんの拍手が送られる中、城主であるアルベルト伯爵がやってきた。

アルベルト「海賊王リュウガ。そなたこそ、世界政府公認の海賊にふさわしい。政府公認の海賊になる気はないか?」

リュウガ「あー・・・そうだなぁ・・・」

リュウガ「シン、あれはどうなった?」

シン 「ええ、全て順調に終了しました」

兵士 「アルベルト様!大変です!宝物庫が空に・・・」

アルベルト「な、何だと!?」

リュウガ「ハーッハッハ!シリウス海賊団が手ぶらで城を去れるわけねぇだろ!」

リュウガ「ずらかるぞ!野郎共!!」

全員 「アイアイサー!」

主人公「せ、船長?」

リュウガ「お前はオレに担がれてろ!」

リュウガ「悪いな!オレたちは海賊だ!政府のイヌになる気はねーよ!」

アルベルト「ぐぬぬ・・・後任は却下だー!追え!追え!!賞金の額を倍にしろ!」


海軍に追われながら、シリウス海賊団はナナリの街を走り抜ける。

主人公「結局、こうなっちゃうんですね・・・」

リュウガ「何だ?お前はオレに政府公認の海賊王になって欲しかったのか?」

主人公「いえ・・・」

主人公「私は・・・」

主人公「世界中のお宝を求めて、気ままな航海を続けるリュウガ船長が大好きです!」

リュウガ「そうだろう?世界中のお宝が、オレを呼んでるからな!」

ハヤテ「これからも、オレたちで世界中のお宝を手に入れてやりましょう!」

シン 「どんな荒波でも、俺が越えてみせます」

ナギ 「航海中の食事は俺が保証しますよ」

ソウシ「船員の体調管理は私に任せてください」

トワ 「僕は雑用を頑張ります!」

リュウガ「おう!」

リュウガ「それから・・・○○、お前はシリウス海賊団の宝だ!」

リュウガ「いつも、笑ってろ。いいな?」

主人公「はい!」

リュウガ「シリウス号、出航だ!!」

全員 「アイアイサー!」

シリウス号に飛び乗り、シンさんが船を出す。

ナナリの港には追ってくる海軍の姿が見えた。

波乱万丈の海賊の日々。

けれど・・・私はシリウス海賊団の一員になれたことを誇りに思う。

私とリュウガ船長・・・そして、シリウス海賊団の冒険はまだまだ続く・・・。





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スパエンでした!!

船長のスチル好きなんですが・・・

今日のはちょっと・・・(^▽^;)


最後はシリウス海賊団の絆の強さを再認識!

やっぱり私はシリウス海賊団が好きо(ж>▽<)y ☆